ハーレクイン文庫
激情の園
4年前、ドミニックとマデリンの婚約は恐ろしいスキャンダルで幕を下ろした。自分を変え過去を葬るため帰郷したマデリンは再会した彼に激しく唇を奪われ…。
帰郷したマデリンの胸中には、痛々しい決意が渦巻いていた。 この地に戻ってきたのは、愛の幽霊を葬り去るため。 失意と孤独に満ちたこの4年間、自分を変える努力を重ねてきた。 わたしを深く傷つけた元フィアンセ、ドミニックと再会を果たし、 洗練されたしぐさで冷たくあしらってみせるわ。 懐かしい川辺を散歩して緊張をほぐそうとしていたとき、 からかうような声が聞こえた。「ついに放蕩娘のお帰りか」 意に反して心臓が止まりそうになる。ドミニックだわ! 背を向けようとしたそのとき、彼は激しく唇を重ねてきた。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年02月15日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 大島ともこ
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年02月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-99304-5
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- 書籍番号
- HQSP-104 (初版R-1356)
読者レビュー
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5人きょうだいの末っ子としてマンチェスターで育つ。現在は、仕事に忙しい夫と成人した2人の娘とともにチェシャーに住む。読書とバレエが好きで、機会があればテニスも楽しむ。執筆を始めると、家族のことも忘れるほど熱中してしまう。