ハーレクイン文庫
妻になる資格
ミラノの名門一族の御曹司マルコを愛人に持つアントーニアは、パーティーで彼の母親の冷たい目にさらされる。身分の違いを感じて彼女は落ち込むが…。
アントーニアは、愛するマルコとの将来を憂いていた。 出生のあやしいアントーニアを、マルコは恋人に選びながらも妻としてふさわしくないと思っているのは明らかだったからだ。 彼女は、名画“鏡の女”のヌードモデルだと噂されていた。 ミラノの財閥を率いる名門ベリーニ一族の彼の両親は、 そんな噂のある女性との結婚を決して許さないだろう。 ある日、パーティーでその懸念は現実となった。 マルコの母親があからさまに彼女を無視したのだ。 アントーニアの顔は蒼白になり、唇は血の気を失った。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年01月01日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 橋由美
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年12月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93705-6
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- 書籍番号
- HQB-705 (初版R-1790)
読者レビュー
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あず
意地っ張りで頑固なヒーローを、秘密をかかえながらも一途に愛し続けるヒロインに胸がキュンとしてしまいました。愛情をたっぷり感じられるオススメの一冊です。
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1997年に『追憶の重さ』で日本デビューを果たした。その後も40作以上の作品を発表し、情熱的な作風で読者の絶大な支持を集めている。執筆の原動力となっているのは、緻密な人間観察、それにロマンス小説への飽くなき愛情だという。英国マンチェスター在住。