ハーレクイン文庫
新聞社に勤めるカーラは、取材に訪れた晩餐会で、 市長のブライアンに強烈なまなざしをむけられて戸惑っていた。 私を不安にさせる、あの瞳はいったい何かしら? 答えはすぐに明らかになった。 呼び止められると、記事の内容について厳しく叱責されたのだ。 いわれのない非難に言い返すこともできず、あふれる涙を隠して、 会場を飛び出したところを、カーラは不良少年にからまれてしまう。 危ういところを救ってくれたのはブライアンだった。 そしてさきほどの非礼をわびると、彼女に熱い視線を注いだ。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年01月01日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 山野紗織
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年12月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93704-9
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- 書籍番号
- HQB-704 (初版D-1100)
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kiki
純真なヒロインと大人なヒーロー。ヒーローとヒロインそれぞれのお仕事上の色々な事情が絡んでしまうのでじれったさは倍増です。まっすぐで純真なヒロインに対してヒーローにはもう少し大人の寛容さが必要かな? なんて思いつつもダイアナのヒーローなのでこれもありですね(笑) ラストは素直になれたヒーローに拍手です。
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ayk
久しぶりにロマンス小説を読みました。新聞記者のヒロインと若手市長という二人。日本人の私には市長というとおじさん・・・的な発想のため、入り込むまでに少し時間がかかりましたが、二人のロマンスが始まると読書スピードが一気に加速しました! アメリカのロマンス小説はやはり直接的で、ふふっと笑ってしまう言い回しなどもありましたが、読み終えて、しばらくニヤけた自分がいました・・・。恋っていいですね!
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モニター
ヒロインはタイトル通りにとても真面目な女性です。古風で内気なのですが、共感できる部分もあったりして一気に読みました。ハラハラドキドキという感じではないですが、ダイアナ・パーマーの作品はどれを選んでも読む人を引き込む力があると思います。
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はんな
さすがロマンス小説の王道だけあって、キュンキュンしました。カーラが恋する瞬間はまさにドキドキもので、切ない片思いの始まりかと思いきや、自分の想いに反する行動をとったりするあたりが、恋愛の面白いところで、ブライアンの性格や年齢差、職業柄からか、上手くいかないのに、ドキドキでした。映画化されてもおかしくない、素敵なラブストーリーなので、オススメです。
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ゆかり
カーラの純粋でまっすぐな感情に共感し、カーラとブライアンの仕事の上での二人の行動に胸が苦しくなったり、ドキドキしたり、様々なアクシデントがあり一気に読むこと出来ました。個人的にはデート帰りに家に送ったカーラの自宅にブライアンが再び訪れるシーンが好きです。読み終わった後は幸せな気持ちになれました。
ロマンス小説の世界で、今もっとも売れている作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を送ったことが、現在の精力的な執筆活動につながっているという。米ジョージア州在住。大の親日家である。