ハーレクイン文庫
愛を捨てないで
子供のためだけの愛のない結婚生活のはずが、初めて交わした甘い口づけひとつで、花嫁の固い蕾は花開いた。
だが、夫は愛をまじめに受けとってくれなくて…。
この子ともう二度と会えないかもしれない。 養育権をめぐる裁判に破れ、クレアは打ちひしがれていた。 亡き妹の代わりに育ててきた2歳の甥を、 大牧場主ローガン・ピアスに引き渡さなければならないからだ。 せめて子供が慣れるまで同居させてほしいと懇願するクレアに、 男は黒い瞳を鋭く光らせて言った。 僕の妻になれば、君はあの子とずっと一緒にいられる、と。 その日から始まる、子供のためだけの愛のない結婚生活。 けれど、夜毎の密着したぬくもりにクレアの胸は騒ぎ始め……。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年12月01日
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- 著者
- スーザン・フォックス
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- 訳者
- 高杉啓子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年11月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93700-1
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- 書籍番号
- HQB-700 (初版I-1705)
読者レビュー
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アオ
最初はぎこちなかった二人の距離が徐々に近づいていく描写が絶妙でドキドキワクワクさせてくれます。子供のコディーがすごく可愛くって、大柄で強面なローガンが小さな子供と仲良くなろうと一生懸命なところが微笑ましいです。ロマンティックなお話で読後感もよく、ほっこり幸せな気持ちになれました。
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モニター
自分の感情を表に出すのが苦手なヒーローと、心優しいけど芯が強いヒロイン。そんな風にしたらダメだよとか、早く両想いになったらいいのにと思いながら読ませていただきました。
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モニター
ローガンのぶっきらぼうさに、キュンとなりました。コディーを守るためだけの結婚のはずが、いつしかローガンを愛するようになる。ローガンとクレアの喧嘩が、ストーリを盛り上げてます。
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モニター
初対面のヒーローとヒロインのかけ離れた様子から、話が進むにつれて距離が近づいていく様子がうまく表現されてて流石スーザン・フォックスです。途中ひやひやさせられましたが、子供がかわいくてとても癒されました。
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揺れる乙女心を繊細な筆致で描き、長きにわたって読者の支持を集めつづけている作家。大の映画ファンで、とりわけロマンチックな映画は、執筆の構想を練るヒントにもなると語る。アイオワ州デモイン在住。