ハーレクイン文庫
船上のウエディング
元夫が事故に遭ったという知らせを受けて、テリは南米に向かった。だが包帯を巻かれ、彼女に看護をされたのは、別人──元夫の雇い主ベンだとわかる。
元夫が事故に遭ったという知らせが届き、 テリは南米へと向かった。 結婚生活はつらい思い出ばかりで、元夫への愛も消えたが、 包帯で全身を覆われ、身動きできない彼を放ってはおけない。 献身的に世話を始めたテリが彼の瞳をのぞき込んだとき、 戦慄が走った。この男性は元夫ではない! 果たして彼は、元夫の雇い主であり、 南米の一国の命運を左右するような会社の支社長ベンだった。 とまどうテリに、彼は専属の看護師になるよう提案してきて……。
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年11月01日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 辻早苗
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年10月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93695-0
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- 書籍番号
- HQB-695 (初版I-1638)
読者レビュー
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モニター
ヒロインのテリは芯のしっかりした優しい女性です。ただ優しいだけのヒロインではなく、作品中ヒーローに問われると自分の考えを伝える箇所があるのですが、徐々にお互いの考えや気持ちが通じていく過程がレベッカ・ウインターズならではの作品で、心地よい読後感をもたらしてくれました。
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ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
ヒロインの優しく、それでいて強い心。人を信じる気持ちをもち、思いやりにあふれています。そのヒロインに偶然看病され、癒されたヒーロー。ヒーローの気持ちがはっきりと伝わってきて、読んでるほうがどきどき。なかなか気づかないヒロインがまた可愛らしい。ヒロインのやさしさが印象的ですが、船の上でのウェディングはロマンティックでした。(神奈川県・主婦・aiai)
アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会う。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。