ハーレクイン文庫
シークの罠
兄の借金返済を延ばしてもらうために、砂漠の王国カズバーンへ来たエミリー。女性の魅力で誘惑するのかと、不敵な笑みを浮かべる王子に宮殿に閉じ込められるが…。
エミリーは砂漠の王国カズバーンへやってきた。 兄が作った800万ポンドの借金の返済を延ばしてもらうためだ。 だがプリンスのザックは耳を貸そうとせず、 目の前に立ちはだかると、いきなりエミリーの髪どめを奪った。 流れ落ちる金髪を、値踏みするようなまなざしで睨めつけて、 あざ笑うように唇を歪める。 「君は美しいな……女の魅力で迫ってこいとでも言われたのか」 わが耳を疑う彼女に、さらにザックは残酷すぎる提案を強要した。 彼の妻となれば兄の借金を帳消しにするというのだ。
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年11月01日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 井上きこ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年10月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93693-6
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- 書籍番号
- HQB-693 (初版I-1810)
読者レビュー
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モニター
心優しくピュアなエミリーが、魅力的だが女性不信のシークに脅迫され結婚することに。でも会った時から二人とも惹かれてたので「早く気づいて」って思いながらページをめくりました。ヒロインが好きなおとぎ話の様なハッピーエンドで堪能しました♪
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モニター
おとぎ話の世界に生きているようなエミリーの、守られるだけのヒロインではないところにとても共感しました。馬の描写が何度も出てくるのですが、エミリーが気性の荒い馬に立ち向かうところが特に目に浮かびました。夢見がちなエミリーと、女性を信じないプリンス・ザックの恋はうまくいくのかとジリジリとしながら読みました。
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モニター
ある理由から女性を信用しないシークが、純粋な女性に出会い気持ちに変化が・・・ドキドキして楽しく読めました。ヒロインがとても純粋で可愛いです。
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イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、二人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。