ハーレクイン文庫
両親とともにオーストラリアに越してきた16歳のプリシラは、 10歳年上の隣の牧場主ジョン・スターリングに夢中になった。 二人はじょじょに距離を縮め、やがてジョンからのプロポーズ。 だが、幸せはほんの数日しか続かなかった。 突然ジョンが、一方的に婚約を破棄してきたのだ── やはりきみは子供すぎて僕の求める相手じゃない、と言って。 傷心のままプリシラは異国の大学に進み、 ジョンと顔を合わせることなく5年の歳月が流れた。 そして今、大学生活を終え帰国した彼女の前にジョンが現れ……。
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- 頁数
- 272頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年09月01日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 青山梢
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年08月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93680-6
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- 書籍番号
- HQB-680 (初版N-949)
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モニター
お互い愛し合っているのに、一度は別れなければならなかった二人。五年という長い年月でもその気持ちが変わらないのが、ダイアナ・パーマーの作品の魅力だとおもいます。そんな事言われたら「好きな気持ちも覚めるでしょう?」と思いますが、プリシラは違いますね。遠い昔に忘れた初恋の何とも言えない気持ちを思い出させてくれる作品です。
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モニター
プリシラの一途さがなんともいえない! ここまで愛せるのも並大抵じゃないわ。愛されるジョンは幸せ者。けれど、鈍感というか、自分勝手に思える一面も。かっこよさがいまいち足りませんよ。。。
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モニター
十代のプリシラと5年後のプリシラのあまりの違いに何があったのか…全てを知った後も一度傷つき、かたくななプリシラの心をジョンがどうアプローチしていくか、ドキドキしながら読みました。ダイアナ・パーマーの作品には珍しくオーストラリアを舞台にした描写も楽しめます。
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モニター
ダイアナ・パーマーのストーりーにはいつも引き込まれます。ヒロインやヒーローだけでなく他の登場人物の心情もすごくよいなと思います。5年の空白の意味とそのそれぞれの葛藤、どんどん読み進めていきました。ヒロインの弱さと強さ、女性としてすごくわかるところがありました。女性なら誰でも好きなストーリーだと思います。おすすめです。
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モニター
ダイアナ・パーマーらしいといえばらしい設定ですが、わりとあっさりめです。ヒロインを突き放したヒーローの気持ちも理解できますし。ヒロインの頑なっぷりが少しじれったいですが、それも仕方ないのかな、と感じました。
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ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“息がつけないストーリー、あなたも惹きこまれます”
自分勝手なヒーローに対し、ヒロインの一途さ、可愛らしさが際立つ作品です。(千葉県・主婦・ぷー) -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
主人公と恋人の家族ともつれあう関係を描いた、とても複雑な作品に仕上がっている作品でとても良いと思ったから(埼玉県・パート・ナナホシ)
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ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“すれ違う愛に涙し心打たれ最後はハッピーエンド”
ヒーローの苦悩や愛情がなかなかつかめないのがいいところです。誤解が二人を引き離しますがヒーローの男としての行動なのでよくよく読んでいくと理解できます。そのあたりのヒロインとのすれ違いがはがゆいけど王道で大好きです。(長野県・パート・まりまま) -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“やはり読まずにはいられないダイアナ”
ロマンスの王道といえばダイアナだと思います。王道作品で安心します。(兵庫県・自営業・グレン) -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“さまざまな愛を描き出すロマンス作家”
愛しているからこそ、手放す。切なくて美しいです。それを知らせずにもう一度愛をつかみたいと願うヒーロー。愛を忘れられなかったヒロイン。ふたりの切ない思いが心に響きました。愛していたら、一緒に乗り切りたいと思うものですが、お互いの未来を思うのもまた深い愛。(神奈川県・主婦・aiai) -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“ダイアナ・パーマーの本には人を幸せにする力がある”
お互いが想いあっているのに過去の出来事が原因で素直になれず、なかなか自分の気持ちを相手に告げないところがもどかしく、どうなるのかとあっという間に本を読み進んでしまいました。比較的ダイアナ・パーマーのヒーローとしては傲慢ではなかったけれど、前半の頑固さに対し、後半のヒロインを積極的に口説くカッコよさに魅力を感じました。ヒロインも傷つけられても一途にヒーローを想っていて、健気でかわいかったです。あと、ヒロインの両親が全てを分かっている上で、何気にキューピッド役をしていたところが微笑ましくて好きでした。読み終えて、幸せを感じられる素敵な本でした。(富山県・会社員・うーたん) -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“一途で頑ななヒロインの心を武骨で優しいヒーローが開く”
頑ななヒロインを、ヒーローが愛情深く粘り強く接する中で心を開かせていくところに、「理想の男性像」を垣間見ました! 幸せになってほしいと思うせつなさがすばらしかったです。(大阪府・会社員) -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“ときめきの巨匠”
初恋の切なさがなんとも言えませんでした。
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ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“予想もつかないどんでん返しで驚かせてくれるところ”
このお話は“恋愛の鬼ごっこ”そのもので、ヒーローはヒロインを突き放すくせに、逃げれば追うし、振り返れば逃げるしで、訳がわからない。でも、そのじれったさに心引かれるのです。ヒロインの一途な思いが報われるまでの、傷つく回数や涙を流す量だけ、最後のどんでん返しで幸福度が増したように思いました。(北海道・会社員・こっこ) -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“愛を試す作家”
事情があっても無垢なヒロインを思い切らせるためにヒーローのとった手段は容赦なく、なぜそんな彼を許せるんでしょう、だからこそそこに強い愛を感じて強い印象の残った作品でした。ヒーロー自身も自分のやったことで苦しんだろうと想像がついたので、ハッピーエンドが許せるものになりました。ヒロインに対してもっと申し訳なさを表現してくれたら、読後感が爽快だった(!?)と思いますが、そんなことをする彼は彼じゃないかもしれません。(東京都・主婦・flamekissflower) -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“ラブストーリーの母”
失恋した初恋が、どのように実を結ぶのか、いっきに読みました。一途に思う気持ちがあれば、結ばれるのだと、今の私を、応援してくれているかのような作品でした。何になっても、トキメク気持ちを持っていたいものですね!(奈良県・団体職員・バスフルート)
ロマンス小説の世界で、今もっとも売れている作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を送ったことが、現在の精力的な執筆活動につながっているという。米ジョージア州在住。大の親日家である。