ハーレクイン文庫
クリスティンの父が莫大な借金を遺して亡くなったあと、 父の仕事仲間である大富豪のデリクは彼女の家を高額で買い取り、 まだティーンだったクリスティンの後見人となった。 以来、彼女は10歳年上のデリクへのひそかな憧れを胸に秘め、 3年前に彼が妻を病で失うと、愛娘の育児も手伝うようになった。 そう、妹としてしか見られていないのはわかっている。 彼は今も奥さんを愛しているのだ。でも、片思いはもう終わり── クリスティンは長年温めていたある考えを、とうとう口にした。 「ねえ、デリク、わたしたち結婚するべきよ」
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年07月01日
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- 訳者
- 清水由貴子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年06月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93673-8
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- 書籍番号
- HQB-673 (初版D-1064)
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モニータ
久々の胸のときめきを感じました。読んでる間は十代に戻った感覚でした。皆さん! お勧めです。
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モニター
とっても面白かったです。昔からヒーローに思いを寄せていたヒロインが健気で可愛いかったです。ヒーローはもう少し自分の思いに早く気づくべきだと思いました。でもとてもお似合いの二人でした。
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モニター
億万長者というタイトルなので、なんとなく、大企業のオーナーで、傲慢なヒーローなのかと思ったら、違ってました。タイトルで決めつけてはいけないなと思いました。ストーリーはとても面白かったです。
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さぁ
クリスティンの「ねえ、デリク、わたしたち結婚するべきよ」という勇気を振り絞った申し出に対し、デリクのドライさが、前半はなんとももどかしく、どうなるのか気になってどんどん読みすすめてしまいました。クリスティンは少し意地っぱりな部分もあるが、デリクの娘モリーの面倒や仕事きちんとこなせる人柄に好印象がもて、最後は幸せになって欲しいなぁと思いながら読んでいました。最初はすれ違っていた2人がそれぞれの思いも抱きつつ、最後はどのようにクロスするのかかなり楽しめる作品です。モリーも可愛らしく、物語に花を添えていたと思います。
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モニター
恋をしてどんどん綺麗になっていくヒロインから目が離せません! お互いを思うからこそのすれ違いにもドキドキさせられました。
子育て中にロマンス小説を書き始め、91年に『秘密の調べ』で作家デビューをはたす。多彩な受賞歴を誇り、“ロマンス小説界のオスカー賞”ともいわれるRITA賞の最終候補者にもなった経歴を持つ。アメリカ、ペンシルヴァニア出身。