ハーレクイン文庫
パリの誘惑
親友の兄で初恋の人ライダーとキスをしたアイビー。
だが一線を越えそうになり、純潔だと告げたアイビーを彼はあざけり、以来二人は疎遠に。それから6年…。
久しぶりに帰郷したライダーを前に、 不本意にもアイビーの胸は、昔と変わらずときめいた。 親友の兄で初恋相手の彼にキスをされたのは、6年前の夜── 一線を越えそうになって怖くなり、純潔だと打ち明けた彼女は、 「気を持たせたくせに」と散々罵られ、以来彼とは疎遠に。 その後、世界的な建設会社社長となったライダーは多忙をきわめ、 今では顔を合わせることもほとんどなくなっていた。 そのライダーが突然、成長したアイビーの全身を見つめ、囁いた。 ぼくはあの夜をずっと忘れられないんだ、と。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年05月01日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 江美れい
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年04月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93656-1
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- 書籍番号
- HQB-656 (初版D-456)
読者レビュー
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あい21
主人公のアイビーと初恋の相手ライダーとの距離が、ぐっと縮まったと思ったらパッと離れる、絶妙な駆け引きに、終始ドキドキしました。就寝前に読んだらライダーのとろけるような台詞が頭に残って、幸せな気分で眠れました。初めて読んだハーレクインが、この本で良かったと思います。ダイアナ・パーマーさんの文章が好きになったので、他の著書にも挑戦したいです。
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たけこ
うーん。お互いが長年思いを寄せ合っているのに、なぜここまで素直になれず、すれ違っていったのか…。牽制しあう様子が続き、読み終わったらちょっと疲れました。
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K
なんだかヒロインが年齢の割りに幼く感じてしまいました。ヒーローも、もっと自分の気持ちや考えを言っていればすれ違いは起こらなかったんじゃないか、というエピソードが重なってすれ違いが続いた、という印象でした。でも、すれ違いがあって切ないエピソードがあってこそのハーレクインですから(私の好みかも)、ドキドキしながら読めたので好きな作品でした。
ロマンス小説の世界で、今もっとも売れている作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を送ったことが、現在の精力的な執筆活動につながっているという。米ジョージア州在住。大の親日家である。