ハーレクイン文庫
17歳のときに父が急逝し、ローアンの生活は一変してしまった。 遺言により、意地悪な義母と同居しなければならなくなったのだ。 浪費癖の義母のせいでみじめな暮らしが続いていたある日のこと、 事業で失敗した義母が、著名な肖像画家カーンに借金を返すため、 家政婦として住み込みで働くことになった。 一緒に暮らさざるを得ないローアンは、義母に代わって家事に追われながら、カーンに生まれて初めて淡い恋心を抱く。 だが彼女を毛嫌いする義母に嘘を吹き込まれたカーンは、 ローアンをふしだらな娘と思い込んで蔑みの目を向けて……。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年03月01日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 大沢晶
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年02月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93647-9
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- 書籍番号
- HQB-647 (初版R-369)
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モニター
まさしくシンデレラのような境遇のヒロインでした。なかなか素直になれないヒーロー、ヒロインにやきもきしながら読み進めましたが、最後にほっと安心できて良かったです。
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モニター
ヒロインが、これでもかというほど不幸のどん底に陥ってしまって、ヒヤヒヤしながら読みました。ヒーローが途中ヒロインのことを悪い風に誤解するところはこちらもイライラしながら読みました。最後は甘々の二人になるのでよかったのですが…。特に継母は、ただのイジメではなくて恋愛が絡んでのイジメなので、ヒロインがかわいそうでした。
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モニター
かなり最後のほうまで義母の嘘にヒーローもヒロインも振り回され、どうなるのかとハラハラしながら読みました。亡き父の遺言もあるとはいえ義母を見捨てられなかった優しく真面目なヒロインが、ヒーローと結ばれ初恋を実らせることができてよかったです!
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モニター
とっても面白かったです! ヒロインが健気で、それなのにヒーローに誤解され続けているところが切なかったです。最後はおきまりのハッピーエンドでしたが、お互いの気持ちが通じあってからの余韻にもう少し浸りたかったです。
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モニター
最後の数ページまで読み進めても、丸く収まる気配のない展開にハラハラしながら読みました。ヒロインがとことん虐げられる展開にヤキモキし、真実に気付いてくれないヒーローにイライラしつつ一気読みです。ヒロイン義母の徹底した底意地の悪さに閉口しましたが、それゆえ余計にヒロインに感情移入して気持ちの起伏を感じられました。ただ、かなり歳の差があるのにヒーローがヒロインに惹かれていく過程が分からなくて、少しもやもやが残りました。シンデレラストーリーとして面白かったですが、主人公二人の甘い場面が少なくて残念に思いました。もっとその後が読みたかったです。
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。学校卒業後は地元のジャーナリストとしてフラワーショーから殺人事件まで、あらゆる分野の記事を手がけた。ロマンス小説を書き始めたのは1975年。以来、もっとも情熱を傾けているのは執筆だが、余暇にはレストランでの食事や観劇、欧州旅行を楽しむという。