ハーレクイン文庫
二人のバレンタイン
20歳のバレンタインデーに初恋の人ジャスティンと結婚したゾーイ。だが彼が出世のために結婚したと聞いて、ゾーイは絶望し、妊娠を告げぬまま家を出る。
ゾーイは20歳のバレンタインデーの夜、 初恋の男性ジャスティンと結ばれ、結婚した。 両親を亡くして伯父に引き取られたゾーイにとって、 伯父のもとで働く敏腕弁護士ジャスティンは、長年の憧れの人。 夢が叶ったと幸せにあふれるゾーイだが、しかし現実は違った。 夫婦の寝室は別、愛し合うときも控えめで、寂しさは募るばかり。 しかもジャスティンにとってこの結婚は出世のためでしかなく、 結婚前夜には愛人と密会までしていたことを知ってしまう。 たまらずにゾーイは家を出た――妊娠していることは告げぬまま。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年02月01日
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- 著者
- ジャクリーン・バード
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- 訳者
- 春野ひろこ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年01月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93641-7
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- 書籍番号
- HQB-641 (初版R-1738)
読者レビュー
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モニター
大切な気持ちに気づかないまま終わってしまうのかと心配しましたが、大切な守るべきものを見つけてからの後半の展開がとても良かったです。
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モニター
個人的には年の差カップル、さらにはシークレットベイビーの話が苦手。しかし、このお話はヒロインがしっかりしていながら、純粋なところもありと彼女の若い部分が上手に話のエッセンスとなっており、年の差を気にすることがありませんでした。また、うまく伏線が張られていて、上手に話が進み、ロマンスを堪能して読むことができました。
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モニター
黒髪・長身の洗練されたハンサムとブロンドの若く美しい女性。年の差、結婚の経緯からの誤解とすれ違い、失意の失踪。秘密の出産。やがて訪れる再会、セクシーな駆け引きの場面。そして、勇気を出して気持ちを打ち明け合い、…というハーレクインの王道的な魅力がちりばめられた作品でした。
趣味は油絵を描くことだったが、家族からにおいについて苦情を言われ、作家の道に進んだという。旅行が好きで、アルバイトをしながらヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアを回った。イギリスに戻ったのちに結婚。2人の息子に恵まれ、現在も故郷のイングランド北東部に暮らす。ベストセラーリストにもたびたび登場する実力派。