ハーレクイン文庫
「離婚はまだ成立していない、君は今でも僕の妻だ」 かつての夫カリールのその言葉に、ブリンは耳を疑った。 中東の王国に君臨する夫のもとを逃げだしてから、 すでに3年の歳月が経とうとしている。 当時夫はいつも不在で、ブリンは女性差別が残る王国に一人、 贅沢ながら悪夢のような結婚生活を送っていた。 ようやく新しい人生を取り戻しかけていたのに、今さらなぜ? 夫の燃えるような視線に晒され、ブリンは恐怖に震えた── このままでは〝あの子〟の存在も彼に知られてしまう、と。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年12月01日
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- 著者
- ジェイン・ポーター
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- 訳者
- 駒月雅子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年11月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93629-5
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- 書籍番号
- HQB-629 (初版R-1766)
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モニター
ヒーロー、どうしてそう誤解するのヨッ!!っとラストまで先が見えない展開にハラハラします。ヒロインは情熱的なヒーロー相手によく耐えていて、萌えどころ満載です。
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モニター
大好きなシークものです。ヒーローもヒロインもお互い愛し合っているのに、あくどい弟のために、誤解して離れてしまう。うーん悔しい。でもヒロインを取り戻せるチャンスは逃がさないヒーロー、隠し事に腹を立てても最後は素直に愛していることを伝えて良かったです。
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モニター
ジャンルでいうと、「愛の復活」なので、実は初めて読みましたが、読んでみたら完全に読まず嫌いでした。途中、主人公の女として、母親としての愛の深さと、それ故の苦悩に切なくなりましたが、最後はお互いが愛の深さに気づき、本当に良かったです。中東のエキゾチックさも感じれる、一石二鳥な作品です!
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モニター
シークの夫と元サヤに収まるお話ですが、最初は夫のカリールの押しつけ感にかなりむかむかしてしまいます。またヒロインのブリンも、誤解されているのが分かっていながら、問題を先送りにしてしまい、誤解の元である夫のいとこに先回りされてしまい、ハラハラしてしまいました。
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モニター
シークレットベビーをめぐって再燃する、砂漠のシークであるカリールと保険代理店に勤めるブリンの愛の物語です。母として、息子ベンを守ろうとする気持ちの奥には、カリールへの想いがずっとつづいていて素敵です。
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モニター
ブリンの愛の力が、傲慢な夫カリールの心の壁を打ち砕き、彼に真の愛情を気づかせたのだが、その過程にハラハラドキドキさせられながら一気に読み進みました。期待を裏切らないエンディングに満足しました。
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モニター
ヒロインはヒーローを愛しているのにヒーローが受け入れてくれてないことで絶望して逃げ出してしまいます。ヒーローは自分でわかっていないだけでヒロインを失いたくなくて3年の歳月がたっても自分のものだという思いから再会します。幼いヒロインの考えが事態をこじらせヒーローの弟まで巻き込み事実が捻じ曲げられますが最後はヒーローが自分の気持ちに向き合いヒロインに思いをぶちまけるところで感動します。でももっとヒーローの気持ちが素直に早くに表現されていたら好きになれただろうに、暴君的な中東の王でそのあたりはいただけません。
アメリカ、カリフォルニア州の小さな町で生まれ、学生時代の大半を海外で過ごした。南アフリカやアイルランド、そして日本でも学んだことがある。サンフランシスコの大学で創作の修士号を得たあとは、中学校と高校の教師をしていた。