ハーレクイン文庫
略奪は甘く
婚約発表の晩、婚約者の裏切りを知ったフランチェスカ。以前から誘いをかけてきていた大物実業家カルロは、すべてを予測していたかのように彼女を連れ去る。
婚約発表を控えたパーティで、 幸せいっぱいのフランチェスカは目の前の光景に目を疑った。 婚約者が浮気相手と激しい口づけをかわしたうえ、 結婚は財産目当てだと認めたのだ。 呆然と立ち尽くす彼女を静かに支えたのは、 世界に名だたる大物実業家、カルロ・カルルッチ。 婚約者がいる彼女に誘いをかけてきた傲慢なカルロは、 背後から音もなく現れ、フランチェスカを優しく抱きしめた。 あたかも、このなりゆきを予測していたかのように。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年12月01日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 鈴木けい
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年11月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93626-4
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- 書籍番号
- HQB-626 (初版R-2048)
読者レビュー
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モニター
ヒロインは、親友と婚約者の浮気現場を見てしまい、ある男性に助けてもらうのですが、この男性が問題あり。資産家で傲慢で、彼の意のままになってしまいます。この作品を読んだら、ヒーローの虜になり、誰でも優しく略奪されたいって、思います。
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モニター
先が気になって一気に読んでしまいました。ヒロインのフランチェスカは純粋なためにいろいろ騙されて気の毒になるほど。ヒーローのカルロは、最初はイタリア人らしい遊び人かと思ってましたが、実はフランチェスカ一筋で、こんな風に愛されたら幸せだろうな…と思いました。
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モニター
自分には恋人がいてその人と結婚するのだとわかっていてもどうしようもなくヒーローに魅かれていくのを止められないヒロイン。自分のすべてを包み込んでくれる、そんなヒーローに出逢える夢を見させてくれるお話です。
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1997年に『追憶の重さ』で日本デビューを果たした。その後も40作以上の作品を発表し、情熱的な作風で読者の絶大な支持を集めている。執筆の原動力となっているのは、緻密な人間観察、それにロマンス小説への飽くなき愛情だという。英国マンチェスター在住。