ハーレクイン文庫
父亡きあと、難病を患う母と残されたフェイス。 それでも苦労せずに今日まで暮らしてこられたのは、 いつも見守ってくれる若き億万長者、ストーンのおかげだった。 フェイスは後見人の彼に幼いころから憧れ続けてきた。 だが真実を知った今、彼にはとても顔向けできない。 ストーンは財産の管理をしていたのではなく、 何もかも私費で面倒を見てくれていたのだ。 働き始め、全額を返済したいというフェイスに彼は告げた。 「それなら、僕の妻になってもらいたい」
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年09月01日
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- 訳者
- 杉本ユミ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年08月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93613-4
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- 書籍番号
- HQB-613 (初版D-982)
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モニター
先の展開が気になり、一気読みしてしまいました。フェイスとストーンの関係にドキドキしたり、やきもきしたりしながら最後まで面白く読めました。作中に登場する有名ブランドの洋服やアクセサリーにも乙女心をくすぐられ、とてもわくわくしました。王道ストーリーなので疲れ気味で気分転換したい、という時におすすめです。
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モニター
億万長者で紳士で真面目でハンサム、まさに現代の女性が夢みる王子様に相応しい要素を持っているストーンと、女性が嫉妬しそうなくらい可愛い性格で、それに似合う外見をもっているフェイス。2人の会話や行動の一つ一つがケーキの様に甘いので、読んでいると恥ずかしくなります。読書のお供にブラックコーヒーが合う、そんな物語でした。
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モニター
ヒロインの性格が良い。20歳でお嬢さん育ちなのに驕ってなく後見人のヒーローにこれ以上の負担を課すことなく自立し、学校を休校して働く道を選びます。後見人ヒーロー焦る焦る(笑)。母親へのトラウマから愛を信じられないヒーローは、こっちの方がじれったくなるほど本心を認めないけど、このヒロインは妻になって辛抱強く愛を伝えます。若いのに包容力のあるヒロインは安心して読み進められるかな。ホット度高めのところが特におすすめ点です♪
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モニター
初めてこの作家さんの小説を読ませて頂きました。一言でいうと、「もっと続きが読みたい!」です!! 主人公のフェイスとストーンの心の葛藤が丁寧に描かれていて、最初から物語に引き込まれていきました。フェイスの純粋な愛がストーンのかたくなだった心を少しずつ溶かしてゆく様は、読んでいる私も応援せずにはいられませんでした。また次回、機会があれば、この作家さんの本を手に取りたいと思いました!!
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モニター
10歳近い年の差を気にし、かつ後見人であるという立場から自分を律して頑張るヒーローですが、ずっと大切に見守って来たヒロインを妹のように思うことは出来ず、次々と襲ってくる欲望と戦っている様がよく描写されていて面白かったです。そしてヒロインが取り続けた行動は、虚飾や計略のない本当の愛を感じることが出来るものばかりで、真っ直ぐな心に感心でした。
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モニター
登場人物の表情や心の動きが生き生きと描かれています。愛とは何か、そんなことを考えさせてくれる一冊です。
子育て中にロマンス小説を書き始め、91年に『秘密の調べ』で作家デビューをはたす。多彩な受賞歴を誇り、“ロマンス小説界のオスカー賞”ともいわれるRITA賞の最終候補者にもなった経歴を持つ。アメリカ、ペンシルヴァニア出身。