ハーレクイン文庫
愛が始まる日
看護の末に祖母が亡くなり、ジェインは屋敷を追い出されるはめになる。残された犬と猫を抱え、途方に暮れた彼女を救ったのは、祖母を診てくれた医師だった。
看護のすえに祖母が亡くなり、ジェインは途方に暮れていた。 屋敷は見舞いにも来なかった従兄が相続するうえ、 祖母が残した犬1匹と猫2匹を連れて、 数日中に出ていくようにと言い渡されたのだ。 看護師の勤め先が見つかれば糊口を凌げるが、 以前働いていた病院では空きがなく、行くあてもない。 目の前が真っ暗になったとき、祖母を生前診てくれたヴァン・ダー・ヴォーレンホヴ教授が弔問に訪れた。 ジェインは気がつくと、彼の胸に顔をうずめて泣いていた……。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年06月01日
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- 著者
- ベティ・ニールズ
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- 訳者
- 竹本祐子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年05月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93590-8
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- 書籍番号
- HQB-590 (初版R-1182)
イギリス南西部のデボン州で育つ。オランダ人の夫と14年間その故郷に住み、看護師として病院で働いた。イギリスに戻った後、1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かなロマンスは多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永遠の眠りについた。