ハーレクイン文庫
カタリーナは幼少のころに両親を亡くし、修道院に入れられた。 21歳になれば両親の遺産を相続し、修道院を出られる―― その遺言を信じて自由のない暮らしにも耐えてきたが、 とんでもない条件が加えられていたことを、最近になって知る。 21歳になって2カ月以内に後見人の選ぶ相手と結婚しなければ、 遺産は相続できず、すぐさま修道院に連れ戻されるというのだ! そして誕生日当日、後見人のジェイク・ラミレスがやってきた。 黒髪に浅黒い肌、傲慢さをうかがわせる整った容貌。 私の運命はこの人が握っているのね……カタリーナは震えた。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年03月01日
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- 著者
- サンドラ・マートン
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- 訳者
- 槙由子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年02月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93574-8
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- 書籍番号
- HQB-574 (初版R-2146)
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モニター
カタリーナとジェイクのやりとりが面白く、物語に引き込まれていきました。純粋でありながら、真の強い女性カタリーナに振り回され、次第に心惹かれていくジェイク。ラミレス兄弟の気になる行方も・・・。
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モニター
最初から惹かれあっていることは一目瞭然なのに、すれ違う2人。ちゃんと話し合え!!といいたくなるじれじれ感がおすすめ。ラミレス兄弟のほかの作品も読みたくなる一品です。
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モニター
ヒロインは21歳になるまで修道院にいることを余儀なくされたのですが、独立心旺盛な強さと何も知らない無垢さを併せ持ち、そこにヒーローが強く引き付けられます。後見人という立場から自分の思いを封印しようとするヒーロー。うーん、もどかしい! 中盤からは息もつかせぬ怒涛の展開であっという間に読み終えました。物語の最後には関連作の登場人物も登場! もちろんこの物語だけでも十分に楽しめましたが、前作も読んでみたいと思わせる作品でした。
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モニター
ヒロイン側の気持ちもヒーロー側の気持ちも丁寧に書いてあり、ともすると全体的にゆったりとした印象をうけるかもしれません。とんでもなく悪い登場人物もなく、しっとりと読める作品でした。
幼いころから創作が大好きで、読み書きができるようになる前から詩を作り、母が書き取っていたという。80年代にロマンス作家としてデビュー以来、多くの作品を発表。生き生きと描かれた登場人物たちの心情がファンの心をつかんでいる。自然に囲まれたコネチカットの小さな町に夫と暮らす。