ハーレクイン文庫
両親に疎まれ、愛されずに育った孤独なアビーは、 どうしても家族が欲しくて人工授精をして母親になった。 看護師をしながら幼い娘をひとりで育てていたある日、 アビーは新任の外科医が友人の兄ニコだと知り驚く。 イタリアの名家出身の彼はハンサムだが傲慢で、 学生時代、内気な彼女は怖くて口もきけなかった。 ニコは私みたいに地味な女のことなんて覚えていないだろう。 ところがその夜、彼女の家にニコが突然訪ねてきた。 僕の子供を取り返しに来た――そう告げるために。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年02月01日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 翔野祐梨
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年01月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93571-7
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- 書籍番号
- HQB-571 (初版I-1859)
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モニター
天涯孤独で純真なアビーを誤解して迫害する横暴なニコの話。何でヒロインを色眼鏡を外して見ないの!とイライラしたり、金も力もあっていつも女性から寄ってきて、いつも選り取りみどりだと、男性はこうも傲慢になるものなのね、なんて考えながら一気に読み進みました。けなげなヒロインが好きな人にお薦めです。
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モニター
お金持ちで傲慢なイタリア人男性と内気だが芯のしっかりした女性ということで、王道ど真ん中なストーリーですが、スピード感と読後感の良さが最高です。傲慢ながら、自分の過ちを素直に認められるヒーローが素敵でした。手軽に読める長さですし、本当に読後感が良いので、気軽に手に取ってほしいと思いました。
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モニター
このお話の主人公である、魅力的な二人は、ちょっと型破りな出会いをします。そんな中、どうやって二人はお互いの距離を縮めていくのか??? 珍しいストーリー展開から目が離せません!
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モニター
孤独でまじめな性格の主人公と、とびっきりかっこ良くてハンサムなヒーローのやりとりがとても興味深く、また新鮮な感じがして良かったです。この二人はこの先どうなるのかと次のページが早く読みたくて、あっと言う間に読み終わってしまいました。
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モニター
比較的薄いのでさっと読める。ニコの思い込みの激しさに途中イライラするが、最終的にハッピーエンドで、読み終わると幸せな気分になれた。
イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、二人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。