ハーレクイン文庫
苦労して育ててくれた母親に楽をさせるため、キャシーは有名なクォントラル産業の会長秘書に応募した。会長が長期出張中のあいだに採用が決まり、母にも喜ばれ、うきうきと働き始めた2週間後、彼女は初めて会長のエリオット・クォントラルと顔を合わせる。すると彼は若く可憐なキャシーが新しい秘書と知るや、怒りをあらわにし、玉の輿狙いと決めつけてきた!そしていわれのない非難に青ざめる彼女に告げた――もし少しでも僕に色目を使ったら、すぐに辞めてもらう、と
-
- 頁数
- 200頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2014年01月01日
-
- 著者
- ジェシカ・スティール
-
- 訳者
- 永幡みちこ
-
- 定価
- 681円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2013年12月17日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-93564-9
-
- 書籍番号
- HQB-564 (初版R-565)
-
モニター
この本を一言で表すとオフィスラブ+コメディー。読み始めると可愛いキャシーに読者も悶えること間違いなし・・・。気難しいエリオットが惚れるのも納得。私は終始キャシーにニヤニヤ。乙女的な展開に、あり得ないと思いつつ読むのが醍醐味かな。
-
モニター
ヒロインが親思い、友達思いなうえに、性格も前向きでとってもいい人! ヒーローはハーレクインに出てくる傲慢な人かと思ったら実は一途で不器用な人。すれ違いばかりでどうなるのかとハラハラしながらあっという間に読んじゃいました。
-
モニター
読み終わってすぐに、もう一度最初から読んでしまいました。ヒーローであるエリオットの口数が少ない分、態度の描写が素晴らしい。ヒロイン・キャシーとの誤解が解けた後にわかる彼のそれまでの態度の理由が、改めて読み直すと更に楽しめます。途中、思いもよらない展開にキャシーと共に心配でハラハラしつつ、一気に読みました。頑ななヒーローと有能で可愛いヒロイン(ちょっとモテすぎではありますが)。自分にとっては保存版になった楽しい作品でした。
-
モニター
玉の輿狙いと誤解された秘書が、不機嫌な上司の不可解な行動に振り回され、それでも彼に惹かれていくという、ハーレクインらしい物語。仕事で彼を見返してやろうと頑張るヒロインですが、2人の距離が近付いたかと思えば、タイミングを見計らったように邪魔が入ります。ほぼヒロイン視点で語られているため、彼の気持ちが最後の最後までハッキリ見えてこないので、気になってすぐ読み終えてしましました。初出1987年の携帯電話が無い時代の不便さや時間の流れも、この作品の魅力だと思います。
-
モニター
ヒロインを玉の輿狙いだと決めつけ自分に近づくなというヒーロー。でもヒロインが気になって仕方ないんです。ヒロインの男友達に嫉妬して引き離し作戦まで。好きな子には意地悪しちゃう子供っぽい面も。売り言葉に買い言葉で解雇しちゃっったり。ヒーローの憔悴っぷりを楽しむ1冊です。
-
モニター
惹かれあっているのに反発しあう2人。読みながらはらはらしてしまいます。テンポよい会話とストーリで一気読みせずにはいられません。ラストの二人の素直な気持ちがでほっとして(特にエリオットがかわいく見えました)、あぁよかったーーって満足しました。
-
モニター
ジェシカ・スティールらしく、すれ違い・思い込み・誤解の連続で最後には告白タイムでハッピーエンド。途中のいざこざも、最後のハッピーエンドがあるからそこ楽しめます。ヒロインにメロメロなのがヒロイン以外にはバレバレなヒーローがかわいかったです。
-
モニター
思い込みの激しい癇癪持ちヒーローに振り回されるヒロイン。ヒロインはヒーローから言いがかりにも等しい怒りをぶつけられ、それに対して反発するのも仕方がないのかな・・と。ヒーローのラストの告白はなかなか可愛いところはありましたが、それまでがちょっと言いあいばかりの印象を受けてしまいました。・・。ラストはとてもいい感じで終わって良かったです。
イングランド中部に、7人兄妹の6番目に生まれた。現在はウースターシャーの風光明媚で文化財に富んだ村に夫とともに住んでいる。公務員として働きながら夜の時間を執筆にあてていたが、夫の励ましを得てフルタイムの作家となった。一番の趣味は旅行で、メキシコ、中国、香港……と、取材をかねてさまざまな国を訪れている。