ハーレクイン文庫
ギリシアの島を旅行で訪れていたクロエは、運悪くパスポートを盗まれてしまう。ホテルの計らいでアテネ行きのヘリに乗り込み、安堵した矢先、降ろされたのは見知らぬ小島。そこで待っていたのは、レオン・ステファニデス――3年前、クロエの胸を引き裂いた夫だった。大富豪の夫は彼女を取り戻すためにすべてを仕組んだのだ!レオンは冷たい笑みを浮かべて言い放った。「ぼくの子を産むんだ。わざと流産した子の代わりにね」【今月の究極:これぞザ・悪役】
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年01月01日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 常藤可子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年12月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93560-1
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- 書籍番号
- HQB-560 (初版R-491)
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モニター
素敵で最後は泣いてしまいました。大富豪の豪華な描写の数々と綺麗なクロエに憧れます。そら恐ろしい妹の想像できないような末路が胸に残ります。どんな展開になるのかもどかしい気持ちで夢中で読みきってしまいました。
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モニター
レオンに執着する妹の狂気にムカムカしました。レオンを信じたいのにそれができないクロエの辛さがじわじわと苦しかったです。最後はハッピーエンドとわかっていてもそこにたどり着くまでが長くて・・・。
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モニター
レオンに執着する妹の狂気にムカムカしました。クロエのレオンを信じたいのにそれができない辛さがじわじわと辛かったです。最後はハッピーエンドとわかっていてもそこにたどり着くまでが重くて・・・。
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モニター
裏切られても、でも心の底からは嫌いにはなれない。そんな主人公のクロエの気持ちに私はもどかしさを少し感じました。私の恋愛経験が少ないからですかね!? 読んでいるうちは、題名が「危険な妹」ということを忘れていましたが、最後まで読み終わって題名を改めてみてなるほど!という感じでした。
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モニター
真実の愛は心のつながりなんだと思いました。
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モニター
レオンとクロエの愛し合いながらもすれ違って行く姿が、本当に切なくて、しかもそこに絡むマリサの存在が題名の通りで納得...。結末は驚きました。これで二人は幸せになれるのか?! レオンは、マリサの事がなければ本当に素敵な人なのに..と思いました。
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。