ハーレクイン文庫
安心してください、妊娠は間違いでした――結婚式当日、そうつづった置き手紙を残し、ロウリは涙をこらえて花婿アダムの前から姿を消した。本当は、愛するアダムの子供は確かにおなかの中にいる。だが妊娠を告げたときから、彼は“罠にはめた”とロウリを責め、日ごと冷淡になるばかり。もはや一緒にはいられなかったのだ。あれから2年が経ち、ロウリは幼い娘を一人で育てていた。つましくも幸せで穏やかな日々が、ずっと続くはずだった……ある日の買い物帰り、アダムが突然、目の前に現れるまで。
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- 頁数
- 232頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2013年11月01日
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- 著者
- キャサリン・ジョージ
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- 訳者
- 江美れい
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年10月24日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93551-9
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- 書籍番号
- HQB-551 (初版I-1402)
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モニター
ハーレクインのヒロインは強引なヒーローに流されがちですが、この物語のヒロインは付き合う前も、別れた後も、かなりのプライドの高さでヒーローを寄せつかせません。子供が産まれていた事を隠していたとヒーローに非難されても毅然と、なぜそんな事をしたのかはっきりきっぱり迷いなく言い放つところがとても好きです。『和解のとき』のサラのその後の幸せな様子が垣間見えたのもよかったです。
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モニター
ヒロインとヒーローの関係にやきもきさせられました。楽しめる内容です。皆さんにもぜひおすすめしたい作品です。
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モニター
全体を通して軽いタッチで読めました。プレイボーイなアダムとの出会いで人生が変わったロウリ。少し頑固で恋愛に不慣れなロウリの心を溶かし、ロウリが女性へと成長していったのは、プレイボーイの彼だからこそ。二人共、本当の恋を知っていく過程は必読です。
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モニター
思わぬ妊娠が分かったときに、たった一言「罠にはめた」と言ったために、ヒーローは後々苦しむことになります。ヒロインも頑固なので、自分の考えを変えず、受け入れようとしません。けれどそこに試練が・・・。二人で乗り越えながら、お互いが分かり合えハッピーになってよかったです。
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モニター
プレイボーイだからと初めはヒーローとの恋に悩むヒロインの姿と、これ以上傷つきたくなくて離れてしまうヒロインの姿が印象的です。タイトルそのままの小説ですが、どこでプレイボーイのヒーローが変わるのか!?と楽しめる小説です。
ウェールズ生まれ。早くから熱心な読書家で、その情熱はやがて書くことへと向いた。エンジニアと結婚し、9年間ブラジルに暮らす。その後、息子と娘の教育のためにイギリスに戻り、夫に勧められて小説を書きはじめる。処女作でデビューを果たし、その後はとんとん拍子に作品が出版されて人気を博し、現在に至っている。