ハーレクイン文庫
償いの島
画廊で働くゲイルは絵の購入に来たレオと出会う。デートを重ね彼に夢中になったゲイルは、プロポーズされ有頂天になるが、それはレオの復讐の始まりだった……。
それは一瞬の出来事だった――姉の家からの帰り道、ゲイルを乗せた姉の夫の車は、スリップして衝突事故を起こした。あろうことか、相手の車の男女は即死。ゲイルは姉の一家を守るため、運転していたのは自分だと証言した。そんな忌まわしい事故の記憶が薄れぬなか、ゲイルはレオという男性と恋に落ち、プロポーズを受け入れた。レオのバリ島への異動辞令を受け、幸せのなか旅立った彼女は、その島で、とつぜん豹変した彼の態度におののく。レオはかの事故でゲイルに恨みを抱く、復讐の化身だった。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2013年06月01日
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- 著者
- サリー・ウェントワース
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- 訳者
- 富田美智子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年05月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93523-6
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- 書籍番号
- HQB-523 (初版I-155)
イングランド南東部ハートフォードシャーに生まれて、ずっと故郷の町に住み、そこで結婚し一人息子がいる。作品の構想を立ててから執筆の前にいろいろ調べるのが、書く以上に好き。文章を書き始めたのは結婚後のことだという。名勝史跡保存団体の仕事にかかわる一方、ブリッジを楽しみ、バレエや芝居にも通う。