ハーレクイン文庫
ハンナはスペイン人実業家の魅力的な夫ミゲルと一緒に、友人の家で開かれたディナーパーティに出かけた。そこでカミーユというフランスから来た妖艶な女性と知り合う。厄介を引き起こしそうな人ね――本能がハンナにそう告げた。ハンナとミゲルの結婚は、両家の事業のための便宜的なものだ。だから、彼との日々がどれほど情熱に満ちていても、ハンナは夫に愛を打ち明けて傷つくのを恐れている。気弱な心を隠し、社交界の華として振る舞うハンナだったが、それを嘲笑うかのようにカミーユはミゲルを奪うと宣言し……。
-
- 頁数
- 208頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2013年04月01日
-
- 著者
- ヘレン・ビアンチン
-
- 訳者
- 萩原ちさと
-
- 定価
- 681円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2013年03月21日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-93506-9
-
- 書籍番号
- HQB-506 (初版R-1762)
-
モニター
読み終わって、すごく幸せな気持ちになりました。お互いの気持ちの描写を読むと、切なくなりましたが、ストーリーに引き込まれてどんどん読み進めました。ハーレクイン初めての方にもすごくお勧めの本です。登場人物2人の気持ちの描写がすばらしいと思いました。
-
モニター
読んでいて非常にわくわくする作品だったと思います。ヒーローと愛を重ねていく度に愛が素晴らしいものになっていく。ヒロインのライバルとの対決も見ものでした。こういった作品はなかなか読まないのですが、一回読んでみると、とてもおもしろくていいものですね。
-
モニター
正直な性格なのにミゲルへの愛情だけは悟られまいとするハンナ。ミゲルへのカミーユの誘惑に切ない気持ちを抱きながらも毅然とした行動に出る姿に、ハラハラしたり応援したり。一方、政略結婚のレッテルがあるため、ハンナへの一途な気持ちを伝えられないミゲルの、ハンナを守る行動、ハンナの気持ちを受け止める包容力には惚れ惚れです。そんな二人がカミーユ達に立ち向かいながら愛を重ねていく日々を是非お楽しみ下さい。
-
モニター
順風満帆にセレブな生活を送っていたミゲルとハンナの元にカミーユという敵が現れます。二人は政略結婚のように思えましたが実は違っていて揺るぎない絆で結ばれています。ミゲルの愛情がすごくたっぷりでハンナもそれに応えるべく一生懸命になっている姿がすごく素敵です。
ニュージーランド生まれ。ロマンス小説界でもっとも権威あるRITA賞に、2度もノミネートされた実力派。ドラマティックなストーリー展開で、長きにわたってロマンスファンを魅了しつづけている。