ハーレクイン文庫
災いの岬
孤島に住む大富豪ジュリアンの息子の家庭教師となったエマ。妻も記憶も亡くした謎めく彼へ恋心を抱きながらも、惹かれてはならないと自分を戒める。
住み込みの家庭教師としてモーリシャス島へやってきたエマは、雇主の豪奢な屋敷へ足を踏み入れるなり、不安をおぼえた。教え子の父親で雇主のジュリアンは気難しく冷淡で、召使いたちも何かに怯えているようによそよそしいのだ。やがてエマは屋敷内に漂う緊張感の原因を知るが、同時にジュリアンに惹かれ始めている自分にも気づき戸惑う。彼にとって、私はただの息子の家庭教師。愛されるはずもない。そんな折、巨大なサイクロンが島に襲いかかった。嵐の夜、エマとジュリアンは何かに導かれるまま唇を重ねて……。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2013年02月01日
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- 著者
- イヴォンヌ・ウィタル
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- 訳者
- 塚田由美子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年01月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93494-9
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- 書籍番号
- HQB-494 (初版I-270)
読者レビュー
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南アフリカ生まれ。南アフリカの各地を舞台に、もつれる愛の物語を数多く描く。