ハーレクイン文庫
熱い罠
6年前、ジェシカは魅力的な実業家カルロに「君は僕のものになる」と宣言され逃げ出した。だがカルロと再会すると父を助ける代わりに婚約者のふりを要求される。
ジェシカはある事故をきっかけにカルロと出会う。ギリシアの実業家カルロは情熱的に彼女を求めたが、幼なじみとの結婚を間近に控えていたジェシカは、カルロの誘惑を退け、彼の言葉に耳を塞いで立ち去った。「きみは、いずれぼくのものになる」6年後、夫は病死し、ジェシカは未亡人となっていた。突然、カルロから電話で呼び出されたジェシカは、彼女の父親がカルロの会社の金を横領していた事実を知らされる。動揺する彼女に、カルロは脅迫さながらの取り引きを持ちかけた。ジェシカと愛人契約を結びたいというのだ! 【今月の究極:傲慢系ヒーロー】
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年12月01日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 沢梢枝
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年11月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93483-3
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- 書籍番号
- HQB-483 (初版R-1290)
読者レビュー
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モニター
罠ばかりです(笑)! 落とし穴にことごとく陥り、なおかつ傲慢ヒーローとの絡みにハラハラ。一気に読み進めました。そして作者の風景から情熱の描写へ転じる巧みな文章力にはいつも感嘆を覚えます。読み終わって満足できる1冊だと思います。
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モニター
ベテラン作家リン・グレアム作品の男性がとても好きです。強気でぐいぐいと押してくるヒーローの男らしさに、胸がキュンキュンてしまいます。今作品は、ジェシカの意地とカルロの強情さがぶつかり合っています。素直になれないジェシカにも理由があります。そんなジェシカをもどかしく思いながらも、求めずにはいられないカルロは、情熱的な男性です。二人の想いに惹き込まれ、テンポ良くとても読みやすい作品です。
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モニター
最初は攻撃的な二人の会話にドキドキしました。でも、もう一度読み直すと愛ある言葉に涙が止まらなくなりました。普段は日にちを置いて二度読みするのですが、今回は続けて二度読みしました。二度楽しめました。
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北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律学を学んでいた18歳のとき結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。スリランカからの養子を含めた5人の子供を育てている。時間のあるときは大好きな庭仕事に励み、得意のイタリア料理の腕をふるう。