ハーレクイン文庫
秘密
そばにいるだけで幸せだった…。大富豪の愛人キャサリンが、口紅で書いた“さよなら”の理由とは?! 熱狂的ファンが多いリン・グレアムの秀作。
「何できみと結婚しなければならないんだ?」これがルークの答えだった。「きみには、ぼくの妻にふさわしい家柄も教養もない」キャサリンの頬から血の気が引いた。父も母もなく孤児院で育ったキャサリンは、愛に飢えていた。著名な大実業家のルークに恋した18歳のとき、何も求めず、ひたすら愛を捧げた。だが、彼女に与えられたのは、愛人という名前だった。豪華な住まい、贅沢な暮らし……そこにあるのは不安だけ。そして今、キャサリンは決断を迫られていた。
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- 頁数
- 216頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年10月15日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 久我ひろこ
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年10月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-92924-2
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- 書籍番号
- HQSP-24 (初版R-1270)
読者レビュー
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。