ハーレクイン文庫
愛は死なず
ジュリアは前途有望な外科医ネイサンのキャリアを慮り、理由を言わず婚約解消した。5年後、偶然再会した彼はまるで人が変わったようにジュリアを責め……。
異国の小さな村で、ジュリアは看護師をしながら、慎ましく暮らしていた。かつての喧噪がまるで嘘のようだ。5年前、ジュリアは大病院で忙しく働きながら、恋人である優秀な外科医ネイサンとの結婚を目前にしていた。ところがジュリアの祖母が重病にかかり、彼女は悩んだ末に、さらなる飛躍を目指すネイサンの負担にならぬよう、真実を告げずに黙って彼のもとを去ったのだ。私の選択に間違いはなかったはず。そんな彼女の強がりも、村で偶然ネイサンの姿を見かけた瞬間、もろくも崩れ去った。
-
- 頁数
- 208頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2012年09月01日
-
- 著者
- イヴォンヌ・ウィタル
-
- 訳者
- 鏑木ゆみ
-
- 定価
- 681円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2012年08月23日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-93468-0
-
- 書籍番号
- HQB-468 (初版R-739)
読者レビュー
-
モニター
息をつく暇もなく、一気に読んでしまいました。人はこんなにも一途になれるものかと思いつつも、気持ちはジュリアになりきってました。初めて手にしたハーレクインがこの本で良かったと心から思いました。とても面白かったです。
-
モニター
ドクター物はあまり読まない私ですが、この作品はとっても良かったです。ヒーローの嫌味のない強引さ、5年経っても、ヒロインを忘れらなかったところ、ヒロインは健気で、別れる理由にも優しさが感じられて、一気に読めた一冊です。
-
モニター
ヒーローのために自分の幸せを犠牲にするヒロインにとてもきゅんとなりました。私には無理です!
-
モニター
真実を明かさないヒロインに、じれったさ、もどかしさを感じ、イライラします。彼を思っての行動だったとはいえ、過去は過去なのに……5年間も死なない愛ってすごいです。
南アフリカ生まれ。南アフリカの各地を舞台に、もつれる愛の物語を数多く描く。