ハーレクイン文庫
クレオは大手金融機関の頭取ジュードの個人秘書として働き、冷徹で気難しいと評判のボスから厚い信頼をよせられていた。だが、そんなクレオに卑劣な罠が突然襲いかかる。元ボーイフレンドが執拗につきまとい、彼女の弱みにつけこんで、大金を差し出すよう恐喝してきたのだ。心臓に持病のある叔父には、絶対に心労をかけられない。かといって亡父の遺産にはある条件がつけられているため、容易に手は出せない。せめて、あの条件さえ満たせれば……。悩んだ末、クレオはボスに訴えた。「私と結婚してほしいんです」
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年07月01日
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- 著者
- ダイアナ・ハミルトン
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- 訳者
- 久我ひろこ
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年06月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93453-6
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- 書籍番号
- HQB-453 (初版R-1367)
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モニター
ボスを尊敬していると言いつつ、男性としての魅力に惹きつけられていくのは、きっかけですよね。 両思いの二人が、どんどん周りの人たち行動や自分たちのプライドで離れていくときは、もどかしかったです。お互いの誤解が解けた時はほっとしましたが、うらやましく思いました。
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モニター
読み終えて、題名がすごくしっくりきていると思いました。ヒロインの凛とした雰囲気が伝わって読み進めるのがとても心地よかったです。ヒロインの心理描写が素敵でした。物語に惹き込まれて一気に読んでしまいました。
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モニター
読むのが初めての作家さんでしたが、話に惹き込まれ最後まで一気に読んでしまいました。ジュードはとってもクールな大人の男性で格好よく、でも心の内を見せない人でしたが、本当は情熱的。こんな風に愛されるヒロインが羨ましい~と思いました。
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モニター
心惹かれながらも相手にその想いを伝えずにいたクレオとジュード。心のすれ違いがもどかしく、お話の先へ先へと惹き込まれていきます。「愛している」と伝えるって大切ですね。
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モニター
ヒロインの一人称で書かれていて、他の登場人物が思ったり感じたりする内容は書かれていないので、「あぁこんな状況でヒーローどんな気分!?」という、なんだかやきもきした気分が味わえました。脇役もしっかりしてて、個人的にはヒーローの妹が好きです。スピンオフもあるのでしょうか……?
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モニター
最悪な出来事から逃れるべく、自分の上司に偽りの求婚をするヒロイン。その求婚を受け入れる上司。この二人が徐々に惹かれ合っていく関係がすごく素敵でした。内緒にしていた事実が露見して、お互い誤解し、感情がうまくかみ合わないことにハラハラしつつも、次の展開が待ち遠しく一気に読み終えてしまいました。ヒーローが結婚した理由も詳しく書いてあり、そこが一番良かったです。素敵な恋愛小説に出会えて満足です。
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ぷー
トラブルを解決するために結婚を選択、そこには真実の愛があったというお話です。誤解、すれ違いにイライラし、真実を明かさないことに、もどかしさを感じます。大切なのは、ここぞという時に素直になること、素敵な作品です。
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ロマンスジャンキー
なにもかもがピッタリなはずの二人なのにどうしてうまくいってくれないのーーっ!……と言いたくなるもどかしさ。ムカつくヒール役のおかげ(笑)もあって一気に読み終えてしまいました。ジュードの妹、フィオナの恋も読んでみたいです!
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hisui
お互いへの愛情はくっきりと見えているはずなのに、プライドが邪魔をしてことごとく違った形に見えてしまいます。やっとお互いの本当の気持ちを口にした瞬間に素晴らしい未来が見えました。素直な気持ちを伝えるのは勇気のいることですが、本当に大切なことなのですね。
イギリスの作家。ロマンチストで、ひと目で恋に落ち結ばれた夫とのあいだに3人の子供をもうけた。就寝前の子どもたちにベッドで読み聞かせるために物語を書きはじめる。ロマンス小説家としてのデビューは1987年、その後数多くの名作を世に送る。2009年5月、ファンや作家仲間に惜しまれながら亡くなった。