ハーレクイン文庫
待ちに待ったハワイでのバカンス初日。心躍らすジルの滞在先に、親友から一着のウエディングドレスが届けられた。それは、受けとってから最初に出会った人と結婚すると言われる伝説のドレス。“すてきな人を見つけて”と手紙が添えられている。親友のお節介に苦笑しつつ、ほのかに期待しながら外に出たジルは、そこで声をかけてきた男を見て、思わず顔をしかめた。飛行機で隣だった男性――明らかに裕福そうでハンサムだけど、飛行中も仕事ばかりしていて、おまけにひどく傲慢だった。冗談でしょう? まさか、彼が運命の人だというの? 【約束の6月 ジューン・ブライド特集】
-
- 頁数
- 208頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2012年06月01日
-
- 著者
- デビー・マッコーマー
-
- 訳者
- 霜月桂
-
- 定価
- 681円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2012年05月24日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-93450-5
-
- 書籍番号
- HQB-450 (初版I-784)
-
モニター
はじめは運命の相手とは思わなかったのに、ウェディングドレスの魔法に導かれた二人。何度も何度も魔法の力に抵抗し、ヒーローを愛したくなかったヒロイン。ヒロインの心の葛藤に共感し、涙しました。
-
モニター
花嫁からウェディングドレスを受け取って、初めて出会った男性と結婚する、というジンクスがとても素敵でした。そんなはず無いと思いながらも、やっぱり心の中では期待を持ってしまう情景が繊細に描かれていて引き込まれました。こんな出会いをしてみたい! と思わせてくれる作品でした。
-
モニター
友人から送られた伝説のウエディングドレスによって運命の出会いをしたヒーローとヒロイン。結婚後、障害にぶつかりながらも幸せを見つける素敵なお話でした。
-
モニター
受け取ってから最初に出会った人と結婚すると言われている伝説のドレス。フレーズがステキです。現実の世界ではそんな夢物語のようなことは望めないだけに、どんなストーリーが待ち受けているのか読む前からワクワクしました。ストーリー的には、ハラハラドキドキといった展開はほとんどありませんが、どんな幸せがこの二人を待っているのかなとほんわり期待させるストーリー展開でした。こんなドレスがほんとにあったら絶対ほしいです!
-
モニター
ヒロインがバカンスに出かけた先で、突然友人から魔法のウェディングドレスが送られてきます。運命の男性は……と期待するヒロインは、バカンス先でも仕事中心の生活をおくるビジネスマンであるヒーローと出会います。実はヒロインにはヒーローそっくりの父親がいて、それがトラウマになっています。ヒーローはヒロインのおかげで愛を知るのですが、自分の仕事上の苦境を伝えなかったばかりに彼女を失いそうになります。ヒロインがヒーローに冷たくされ寂しい結婚生活を送るところがせつなくてよかったです。この話のスピンオフもありそうな感じなので読んでみたいと思いました。
-
hisui
ヒロインの心の葛藤がもどかしく、何度もイライラさせられましたが、それでも直感に従って進むヒロインに拍手です。揺れ動くヒロインの気持ちを不安にさせる母親の言葉や弱さには閉口です。愛を知らずに育ったヒーローがやっと巡り会えた愛をずっと応援していました。よかったです。
4人の子供を育てながら作家になる夢をかなえ、いまや作品が世に出るたびにベストセラーリストの上位にランクイン、総発行部数1億部を超える人気作家になった。07年には北米の有名4紙/誌で第1位を獲得するという快挙を成し遂げた。心温まるロマンスを得意とするが、最近では女性の生き方そのものに焦点を当てた作品を書いている。