ハーレクイン文庫
テキサス州ヴィクトリアは、アマンダが愛してやまない故郷だ。久しぶりにその小さな町に降り立ち、彼女は過去に思いを馳せた。上流階級の令嬢として何不自由なく育った幸せな少女時代。隣家に住むジェイスに手ひどく振られた16歳の誕生日……。その後、一家は悪質な詐欺に遭い、すべてを失ったのだった。町を去る日のジェイスの冷酷な仕打ちを思うと、今も胸が痛む。いつか私が彼の呪縛から逃れられる日はくるのだろうか?沈んだ気分で顔を上げると、銀色に光る瞳が彼女を凝視していた。ジェイス! アマンダは凍りつき、なすすべもなく彼を見返した。【今月の究極:語り継がれる名作】
-
- 頁数
- 232頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2009年09月01日
-
- 著者
- ダイアナ・パーマー
-
- 訳者
- 松井英子
-
- 定価
- 681円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-93251-8
-
- 書籍番号
- HQB-251 (初版D-10)
-
モニター
すきでよく読む作家さんの作品でした。なぜ、自分にはこんなに冷たい態度なのか。それなのに、ふとやさしいまなざしを感じたり。冷たい態度のわけ。話に引き込まれて、あっという間によんでしまいました。
-
モニター
アマンダとジェイスの恋。もっと素直になりなさい!と、もどかしかったり、酔いしれるほど激しかったり、読み終わったあとはしばらく余韻に浸っていました。どうしてジェイスがアマンダの母親を嫌うのか、予想外の過去、常にドキドキ、臨場感のある文章、描写がきれいでイメージが沸きやすい、惹きこまれるストーリーでした。ジェイスはまさしく肉食男子。かっこいい。
-
モニター
これぞハーレクインの王道!というべき作品です。ダイアナ・パーマーさんの作品は初めてでしたが、ファンになってしまいました。彼女の他の作品も読んでみようと思います。マンディとジェイソンがお互い惹かれあっているにもかかわらず、7年間もすれ違い、なかなか素直になれないところが韓流ドラマのようでハラハラしました。
-
モニター
アマンダのジェイスに対する思いのいろいろがとても面白いと思った。最後まではらはらどきどきそして、感動する物語だと思った。
-
アマンダとジェイスの関係がとてもおもしろかった。お互い惹かれあっているのに、愛が進行しない。すぐに恋が芽生え、ひたすら進んでいく話が多いハーレクインの中で、これは異色でした。
シリーズロマンスの世界で今もっとも売れている作家の一人。総発行部数は4200万部を超え、ニューヨークタイムズを含む各紙のベストセラーリストにもたびたび登場。かつて新聞記者として締め切りに追われる多忙な毎日を経験したことから、今も精力的に執筆を続けている。ジョージア州在住。大の親日家で、日本の言葉と文化を学んでいる。