ハーレクイン文庫
嘘でしょう? 働いたこともない私が“秘書”をするだなんて。 ケイトリンは思わず天を仰いだ。彼女は確かに令嬢だった── 昨日までは。だが彼女を甘やかしてくれた父は亡くなり、 残ったのは多額の負債と理不尽な遺言だけ。 父の経営する会社の子会社で社長秘書として働けというのだ。 出社したケイトリンは初仕事として、受付のセクシーな男性と、 まだ姿すら見たことのない社長の噂話をすることにした。 だが、それが運の尽き……彼こそソフト開発の天才にして 難物な仕事の鬼、社長のジョゼフ・ブラウンリーだった!
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- 頁数
- 256頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年02月01日
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- 著者
- ジル・シャルヴィス
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- 訳者
- 佐々木真澄
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年01月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93427-7
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- 書籍番号
- HQB-427 (初版T-356)
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モニター
昨日、届いたので一日かけて楽しみながら読みました。働いたこともないヒロインが突然働くことになり、通勤ラッシュにも戸惑う姿など、今まで読んだ本にはない新鮮さがありました。好感のもてるわがままさを持ったヒロインと、傷を抱えているヒーローの距離が近づいていくのもすてきですが、後半で明らかになる彼女の父親の(娘に対する)愛情にも感動しました。
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モニター
元お嬢様って話だからプライドばっかり高くて感じ悪かったら嫌だなーと思い読み始めたけど、とても明るく素直で好感度が高い主人公。ストーリーはあえて書きません。だってタイトルから想像できるでしょ? それはそれはThe 王道。でも、だからこそノンストレスで読めるから私は好き。サクっと読めて爽やかな作品だと思う。余計な物はいらない、王道が読みたい方にオススメ。
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モニター
プライドが高く、けれど可愛らしい一面が魅力的なお嬢様と、男らしくてセクシーな大人の魅力を持つ社長の運命的な出会い…艶のある大人のラブストーリです。父親の遺言がきっかけで出会った二人。意識すればするほど危険なまでに惹かれ合う…もどかしくも熱い男女の駆け引きに、読めば読むほどのめり込みます。理性では抑えきれない愛に触れ、お互いに成長していく様に心打たれました。孤独・仲間・信頼・愛…全てがこの一冊に詰まっています。世間知らずとばかり思っていたお嬢様の意外な才能にも注目! 私も恋がしたくなりました♪
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モニター
とても可愛い恋物語でした。優しくて天真爛漫、自分の気持ちに真っすぐなヒロイン、ケイトリンとそんなヒロインに惹かれまいと必死に抵抗するヒーロー、ジョーのけなげで微笑ましいお話、ちょっと羨ましく、楽しく読終わりりました。
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モニター
ヒロインのケイトリンがとても素直で可愛いくて大好きです。ヒーローのジョーは色々と屈折したとこがあるけれど、ケイトリンによって、本来のジョーが見えてくるところが、とても素敵なストーリーです。読み終わったあと、胸がきゅんとしてよかったです。
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モニター
いつもの“秘書”の話かと思いきや、甘やかされただけかと思ったヒロインのけなげな姿に途中でほろりとさせられたり、父親との関係が読み進めて行くに従い変わってきたり…。またヒーローとヒロインが惹かれあうなかで、二人の周りを取り巻く人達の姿が個性的で魅力でした。いつもは気に入った作者の作品だけを主に読んでいましたので、はじめて読む作者なので少し不安がありましたが、一気に読み終えてしまいました。また、この作者の違う作品を読んでみたいと思いました。
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モニター
主人公のケイトリンはバービー人形の様な容姿の持ち主で、事業家の父を持ち、今まで一度も働いたことがないお嬢様。しかし父の死と同時に彼女は働かなければならなくなり、父の紹介で会社勤めを初体験。そこで彼女は社長のジョーと出逢い火花を散らす。一方ジョーも恩人の頼みということで渋々、その態度で接するから余計火花は激しくなり…予想通りの方向に話は進みます。外見で判断されがちなヒロインの奮闘ぶりがとても面白いです。
鉛筆が持てるようになるとすぐに物語を書 きはじめたという根っからのストーリーテ ラー。ジャーナリストとしてキャリアをス タートさせたが、今では主にロマンス小説 を執筆している。夫と3人の幼い子どもた ち、犬とハムスターとともにカリフォルニ ア州レイク・タホに在住。