ハーレクイン文庫
ノリーンは幼い頃に自動車事故で両親を亡くし、 伯父夫婦に引き取られ、その娘である従姉とともに育った。 やがて従姉は心臓外科医として名高いラモンと結婚。 彼を密かに慕っていたノリーンは、祝福の陰で人知れず涙した。 あるとき、彼が学会に出席するためパリへ赴くというので、 看護師であるノリーンが体調の悪い従姉の世話を引き受けた。 ところがノリーンが目を離した隙に、あろうことか、 従姉は不慮の死をとげてしまう。自らを責め苛み、 真実を告げようとするノリーンにラモンは酷い罵声を浴びせた!
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年01月01日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 竹原麗
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年12月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93417-8
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- 書籍番号
- HQB-417 (初版D-761)
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モニター
誤解から、心優しいヒロインが親族や密かに思いを寄せている男性から責められ、冷たくされても、自分の罪として背負い、生きていく様に涙しました。彼女の境遇、強い信念を持ち行動するさまに惹きつけられた作品です。
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モニター
ノリーンは、美しい従姉の夫で憧れの人であるラモンと、唯一の肉親である伯父夫妻に憎まれている。ノリーンがもっと気をつけていれば従姉は死なずにすんだと。けなげで優しいノリーンにラモンは次第に惹かれていることに気付き始めます。しかし妻の死の事実がその思いに邪魔をしてしまいます。中盤以降、従姉が亡くなった日のことが明らかになり、さらにその日のノリーンの様子が分かってからのラモンの様子の変化、そして二人の関係の変化に涙が止まりませんでした。ノリーンの思いや二人のすれ違いに涙しながらも一気に読んでしまいました。伯父夫妻との関係もちょっとしっくりこない部分もありますが最後はハッピーエンドで良かったです。
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モニター
とても読みやすかったです。200ページ程度だったので1日で読めました。勘違いされた純粋な主人公ですが、読んでいるうちにハッピーエンドを予感できたのでよかったです。
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モニター
ラモンがノリーンのことを理解していく過程が感動的でした。主人公たちが本当に心のやさしい2人なのでこちらもやさしい気持ちになれます。ほぼすべての登場人物が医療従事者ということでシビアな医療の現場の描写ばかりが目立ってしまっているのかなと思いながら読み始めましたが、まったくそんなことはなくリアリティがありつつもロマンティックな雰囲気は壊されていませんでした。半分も読まないうちに何度も涙がこぼれてしまうお話です。
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モニター
ロマンス小説は初めて。こんなに美しい愛があるなんて…ヒロインのやさしくて強い人柄にはとても惹かれます。読み始めてすぐストーリーに引き込まれてしまい、思わず一気に読んでしまいました。涙なしでは読めない!とても素敵な作品です。
ロマンス小説の世界で、今もっとも売れて いる作家。ニューヨークタイムズをはじめ、 各紙のベストセラーリストにたびたび登場 する。かつて新聞記者として毎日締め切り に追われる生活を送ったことが、現在の精 力的な執筆活動につながっているという。 米ジョージア州在住。大の親日家である。