ハーレクイン文庫
名誉の代償
伯爵未亡人のコンパニオンになったマリーナは、賭け事の館で美青年キットに出会う。5年前に未亡人との賭で多額の借金をした彼は、ある思惑を秘めていて…。
父の死後、母と弟とともに慎ましく暮らすマリーナは、家計を助けるため、伯爵未亡人のコンパニオンとなる。雇主の息子から母に賭事をさせたらすぐにくびだと言われたが、着任早々、賭博場へ連れていかれる始末。しかも伯爵未亡人は因縁の相手との勝負に大敗してしまう。絶対に仕事を失うわけにはいかないマリーナは、その相手──放蕩者として名高い裕福な御曹司キットを訪ね、負債を帳消しにしてもらえないかと懇願する。ところが、その代わりにマリーナ自身を差し出せと言われ……。
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- 頁数
- 368頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2011年12月01日
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- 著者
- ジョアンナ・メイトランド
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- 訳者
- 小山マヤ子
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- 定価
- 776円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年11月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93410-9
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- 書籍番号
- HQB-410 (初版HS-226)
読者レビュー
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生まれも育ちもスコットランドだが、成人してからはイングランド及び海外で暮らすことが多い。結婚して子どもが生まれてから童話を書くようになり、それがやがて歴史小説を手がけるきっかけになったという。リージェンシー物を得意とするが、中世の歴史も勉強し続けている。