ハーレクイン文庫
大晦日のシンデレラ
社交界の名士が集まる大晦日パーティーで、魔法のような出会いが待っていた!失業中のニコルの新年は、実業家アンドルーとの思いがけないキスで幕を開け…。
シンデレラのお話は好きじゃないし、王子様も望んでいない。それでも今年最後の夜を、ニコルは精いっぱい楽しもうと決めた。富豪の名士ばかりが集まる、社交クラブの大晦日パーティ。裕福な夫を見つけなさいと親戚夫妻が失業中の彼女を誘ったのだ。まもなく年が明けるころ、ニコルは一人の男性を紹介された。アンドルー・コルトン・タイラー三世。大企業の社長だという。見るからに洗練された彼は、社交辞令かニコルをダンスに誘う。やがてカウントダウンが始まった。3、2、1……歓声があがる。新年おめでとう――その言葉が、アンドルーの唇にかき消された。
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- 頁数
- 256頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2008年12月01日
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- 著者
- ジーナ・ウィルキンズ
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- 訳者
- 深沢めい
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- 定価
- 692円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-93199-3
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- 書籍番号
- HQB-199 (初版T-322)
読者レビュー
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ごく普通の中流家庭に4人姉弟の長女として生まれた。子供のころから本の虫だったというほかは、特筆すべきことは何もない平凡な人生を歩んできたと語る。ジーナ・フェリス、ジーナ・フェリス・ウィルキンズというペンネームも持つ。夫と3人の子供とともにアーカンソー州に住み、根っからの南部人を自負している。