ハーレクイン文庫
愛の物語の結末は?
孤児同然に育ったドナは、イタリア人のフィアンセとともに彼の実家を訪れた。だが、初めて家族ができる幸せに胸躍らせたのもつかの間、悲劇が訪れる・・・。
イタリア人の恋人にプロポーズされ、ドナは幸せだった。トニは子供っぽくて少し頼りないが、私を愛してくれている。孤児だったドナの憧れ――家族を持つ夢がもうすぐかなう……。ところが彼の実家を訪れると、冷たい歓迎がドナを待っていた。傲慢そうなトニの兄リナルドが、手切れ金を提示してきたのだ。家業を継ぐ彼には、ドナが裕福な一族を狙う女に見えるらしい。憤って拒否したが、リナルドが次に放った言葉にドナは驚愕した。「トニはいつか君を忘れるが、僕たちはお互いを忘れられない」なんという人! 結婚を阻止するために、私を誘惑する気なの?
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2008年12月01日
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- 著者
- ルーシー・ゴードン
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- 訳者
- 高橋庸子
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- 定価
- 649円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-93197-9
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- 書籍番号
- HQB-197 (初版I-1149)
読者レビュー
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栄誉あるRITA賞を2度も受賞している実力派。雑誌記者としてさまざまな経験を積んだのち、1984年、ロマンス小説家へと転身した。これまでに50作以上の作品を上梓している。ヴェネツィア旅行中に地元の男性と恋に落ち、2日で婚約、結婚して30年近くになるという逸話の持ち主。英国在住。