ハーレクイン文庫
母の葬儀で、ローレンはかつての恋人マシューと再会する。マシューは巨大な有名ワイナリーの跡継ぎで、ローレンがそこで秘書として働いていたときの上司だった。彼はとてもハンサムなうえ、金持ちにありがちな偏見もなく、ローレンの貧しい身の上も気にせずに愛を告白してくれた。躊躇していたローレンも彼の真剣さに心を動かされた。しかし、ローレンの母はかたくなに彼との交際に反対し、実を結んだはずの愛は、残酷な終わり方をしたのだ。今、故人を前に、二人を引き裂いた秘密が明らかになる……。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2011年05月01日
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- 著者
- サンドラ・マートン
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- 訳者
- 永幡みちこ
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年04月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93372-0
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- 書籍番号
- HQB-372 (初版R-624)
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モニター
ヒロインが母親とヒーローとの間で板挟みになり、ヒロインが母親に対して優しすぎてイライラしました。ヒロインとヒーローが母親から隠れてデートする場面は、ティーンエイジャーの恋愛みたいで新鮮でした。最後は母親とヒーローの父親の過去や、ヒロインとヒーローのすれ違いでハラハラして、あっという間に読み終えてしまいました。
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モニター
母親が子供に意見する思いと愛する人の考えの間に挟まれ、悩み苦しみ、やっとの思いで決断を下した日、相手の親から思いもしない言葉を投げつけられ、二人は誤解からすれ違い、三年の歳月を送ってしまう。でも二人には女神様がいたんですね。真実を知る日が訪れる。プロローグが欲しかったなぁ!!! ページ数は少ない本なのに、内容がすごーく濃く、最高でした「燃えるルビー」など、サンドラ・マートンの作品を読んでみたくなりました。
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モニター
愛してあっているのに、周りのせいで別れてしまった二人がとても切なかったです。
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モニター
せつなすぎる!! 主人公のローレンと恋人マシューの恋愛のかたちは身近な恋愛に近いので、すごく親近感がわきました。ローレンの母親のエヴェリンの気持ちも、読み進めるうちにわかってくるだけに、お互いの気持ちがあるのに離れなければならない切なさに胸がズキンと痛みました。(悲)それにしても、マシューがカッコよすぎる!!読み終える頃には、私も彼に恋してしまいました。(^v^)
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モニター
母の葬儀でローレンは、巨大な有名ワイナリーの跡継ぎでかつての恋人マシューに再会します。生前の母の反対によって結ばれることのなかった恋でした。母子家庭のローレンには母の反対はつらいものだったと思います。それでもマシューの真摯なアタックで躊躇していたローレンも応えてあともう少しで実りそうな恋でした。それなのに何故・・? 再会によって真相が明らかになって、最後にはよかったと思う作品でした。
幼いころから創作が大好きで、読み書きができるようになる前から詩を作り、母が書き取っていたという。80年代にロマンス作家としてデビュー以来、多くの作品を発表。生き生きと描かれた登場人物たちの心情がファンの心をつかんでいる。自然に囲まれたコネチカットの小さな町に夫と暮らす。