ハーレクイン文庫
ヴァージニアは家族経営の会社で重要なポストを任されている。そのキャリアに加え、男勝りな性格と冴えない容貌が災いして、なかなか男性には女として見てもらえない。そんなヴァージニアに誘いをかけてきたのが、ディロン。最近会社にやってきたセキュリティ部門の責任者で、男らしくセクシーな彼に、ヴァージニアは夢中になる。だが、運命の人に出会えたと思っていた矢先、事件は起きた。デートの最中、車内でディロンに睡眠薬をのまされたのだ。いったいどういうこと? 混乱しつつ、彼女は意識を失い……。
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- 頁数
- 240頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2011年05月01日
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- 著者
- ローリー・フォスター
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- 訳者
- 佐々木真澄
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2010年04月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93370-6
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- 書籍番号
- HQB-370 (初版T-346)
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モニター
大好きなローリー・フォスターの作品に、テンションあがります。自分を卑下し過ぎるのに、会社では女王様なヴァージニア。それに対し、ディロンは男性ホルモン溢れるセクシーな人。2人のテンポ良い会話と行動を楽しく感じました。また、のっけから繰り広げられるセクシーなシーン。ヴァージニアでなくても、ディロンの魅力にくらくらします。読みやすく、ラストまで読者を惹きつけてくれる作品でした。
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モニター
堅い鎧をつけた頑固なヒロインにイライラさせられましたが、聡明なこのヒロインの愛が目覚めるとハッピーエンドにまっしぐらで、小気味よかったです。また二人を結びつけた事件も無事解決し、読み終えた後“ああ、よかった”とすっきりした気分でした。
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モニター
社長である兄より能力があり実質上会社を経営している妹ヴァージニアと、異父弟のためにヴァージニアの会社に入り彼女に近づくディロン。彼は彼女に近づいた目的を実行していきつつも、彼女への思いをつのらせていく。また彼に酷い仕打ちをされながらも、彼の誠実さを信じ惹かれていくヴァージニア。家族愛の要素もあり、読んだ後はとてもハッピーな気持ちになりました。
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モニター
弟を助けるために企業に潜入したヒーロー。誤算はターゲットにしたヒロインに恋してしまったこと。それでも家族愛ゆえにヒロインを誘拐してまで弟の無実を晴らそうとするヒーロー。この恋の行方はどこへいってしまうのか、続きが知りたくて、中盤のやり取りがもどかしい程です。
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モニター
ヒロインは少し太めの設定ですが、引っ込み思案になるわけではなく、反対にかなり勝気な性格。私にとってこれだけでかなり魅力的なヒロインでした。そのヒロインの前にすんなり素敵なヒーローが現れたわけではなく、なんとヒーローに誘拐されて! 色々な意味で今まで読んだハーレクインの中では異色で面白かったです。最後には、ヒーロー、ヒロインだけではなく、「家族」についても、そして「ハッピーエンド」っていいな~と思える作品でした。
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モニター
冒頭からとてもホットでフォスターらしい作品ですね。ちょっぴり太り気味なヒロインに思わず親近感がわきました(笑)仕事のできる女性で逞しいんですが、実は傷つきやすくて可愛らしい女性でもありそのギャップが魅力的でしたね。ヒーローは訳アリでヒロインに接近したけれどヒロインに惹かれていき手に負えなくなっていくのが面白かったです。サスペンスは薄味かな。出番は少ないけれどヒーローの父親がいい味出してましたね!
彼女の作品はニューヨークタイムズやUSAトゥデイのベストセラーリストにたびたび登場。愛に対する確固たる信念をセクシーな作風と切れ味のいい文章で表現し、読者の支持を得ている。高校時代からの恋人と結婚し、3人の息子とともに米オハイオ州に住む。小説を書くのは大好きだが、一番大切なのは、どんなときも家族だと言う。