ハーレクイン文庫
かつてマーラは太めで内気な性格ゆえにいじめられ、父親からも愛されずにつらい十代を過ごした。だが18歳で家を出て自立し、今は充実した日々を送っている。そこに突然、悪夢の少女時代を思い出させる人物が現れた。マーラの父に会社を奪われた同郷の名家の御曹子エリック。予期せぬ再会に戸惑う彼女に、衝撃の事実が告げられる――父上が急死し、今や会社はきみのものになった、と。さらに彼は経営権を持てる年齢に満たないマーラに代わって会社を支配するため、期限つきの契約結婚を迫ってきて……。【今月の究極:語り継がれる名作】
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2011年04月01日
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- 著者
- ヴィクトリア・グレン
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- 訳者
- 白帆純子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年03月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93367-6
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- 書籍番号
- HQB-367 (初版L-320)
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モニター
愛に飢えながらも自分の人生を生きているヒロインのところに、いきなり嵐の様に現れて、ヒロインの人生を根こそぎ変化させて行くヒーロー。最初は強引なヒーローにイライラしましたが、惹かれながらもすれ違う二人を見ていると、凄くやきもきして、最後の最後迄ハラハラでした。
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モニター
ヒロインは父親に愛されない環境から18歳で自立したが父親の急死で期限付き契約結婚をする。ヒロインはヒーローを愛するがヒーローの気持ちがつかめず、ヒーローは愛していることを隠すのに必死ですれ違う。ヒーローの抑えきれない気持ちがヒロインを傷つけるが、もどかしさにイライラドキドキさせられラストのハッピーエンドが待ち遠しかったです。初めて読んだ作家さんでしたが私の好きなもどかしさでとても良かったです。
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モニター
懐かしい作家さんの作品を久々に読めてとても嬉しく、一気読みでした! 傲慢ヒーローかと思いきや、チラッと見せる優しさや思いを込めた仕草がとてもいいです。ヒロインが過去を乗り越えて、素敵な女性となっていく姿も読みどころです。二人のデートシーンはほのぼのと甘酸っぱい気持ちにさせてくれ、とても爽やかな読後感でした! 他の作品もぜひ読みたいです!
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モニター
家を出て、過去を捨てて新たに歩きだしていたマーラ。過去を引きずっているエリック。二人の思いが絡み合って切なかったです。また、二人以外の人も、過去に囚われていて、もっと前向きに生きて!!と思いました。過去を、振り切って生きていこうとする二人に励まされました。
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モニター
ヒロインの性格の良さや品の良さを感じる作品です。ヒロイン目線のみで作品は書かれていますが周りの人たちがどうして彼女を受け入れたのかがわかります。お互い惹かれあっているのにお互いの感情があと一歩でうまくいかず、じれったく切なくなります。登場人物全員に好感が持て、そんな友情を築けたヒロインのお話で幸せな気分になれます。
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モニター
期限付きの結婚をヒーローにせまられたヒロイン。うまくいきそうですれ違ってしまうお互いの関係にじりじりとしつつ、最後はほっと一息つきました。
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モニター
ヒロインが内気な少女から成長して、自分らしさや自信をつけていく様を応援したくなる作品です。淡い恋心を抱いていたヒーローも過去に縛られていますが、歩みよる二人に切なくなりました。
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モニター
「鏡の中のマーラ」は初恋モノでそして「期間限定の結婚」という面白い趣向で描かれていて、どんな展開になるのか予想がつかずドキドキして読みました。マーラとエリックは本当にすれ違いが多い。思い込み、そして頑固さといった誰もが持ち合わせている人間味のある性格付けがされたキャラクターで、読んでいてじれったく思いながらも共感できる部分が多かったです。
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モニター
幼少期に心の傷を負ったヒロインとヒーロー。ヒロインのマーラは持ち前の明るさで、前向きに乗り越えて生きています。なかなか心を見せないヒーローも、彼女に魅かれていると思えるのですが・・・。最後の最後まで、心を明かさないヒーローとの恋の行方を楽しんで下さい♪
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モニター
父親から愛されず、不幸な少女時代を送りながらも、前向きに生きていくヒロインの純粋でひたむきな心に胸を打たれました。様々な状況でもそれを受け入れ、許すことで、周りも幸せにして行く、愛すべきヒロインです。想い続けたヒーローの心を解きほぐし、幸せへの階段を一歩ずつのぼって行く素敵なストーリーです。
作家の家系に生まれ、その文才が称賛され賞を受けたこともある。旅行や余暇での経験を創造力の源にして作品を描くという。