ハーレクイン文庫

妻という名の愛人
借金を肩代わりするかわりに結婚しろ、と富豪アンゲロスに迫られたマクシー。彼女には、妻になっても公表されないその屈辱的な契約を断れない理由があった。
3年前、父が作った多額の借金を肩代わりしてもらう見返りに、マクシーはやむなく祖父ほども年の離れた富豪の愛人となった。実は見せかけだけなのに、周囲からは白い目で見られる日々……。老富豪が病に倒れた今、妻に返済を求められたマクシーに、彼らの甥であるアンゲロスから悪魔のささやきがもたらされる。代理返済しておいたと告げ、欲望の瞳で代償を求めてきたのだ!金のために身を売る女と蔑まれた屈辱に震えながら、夫となる人にしか身は捧げないとマクシーが断ると、彼は言った。「結婚しよう。但し、公の場で妻と認めることはできないが」
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2010年10月01日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 槙由子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93327-0
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- 書籍番号
- HQB-327 (初版R-1500)
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北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律学を学んでいた18歳のとき結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。スリランカからの養子を含めた5人の子供を育てている。時間のあるときは大好きな庭仕事に励み、得意のイタリア料理の腕をふるう。