ハーレクイン文庫
危険な妹
旅先のギリシアで、別居中の夫レオンに誘拐されたクロエ。3年前、彼女の言葉を信じなかった夫は冷酷な笑みを浮かべ、跡継ぎを産むまで帰さないと告げる。
ギリシアの島を旅行で訪れていたクロエは、運悪くパスポートを盗まれてしまう。ホテルの計らいでアテネ行きのヘリに乗り込み、安堵した矢先、降ろされたのは見知らぬ小島。そこで待っていたのは、レオン・ステファニデス――3年前、クロエの胸を引き裂いた夫だった。大富豪の夫は彼女を取り戻すためにすべてを仕組んだのだ!レオンは冷たい笑みを浮かべて言い放った。「ぼくの子を産むんだ。わざと流産した子の代わりにね」
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2024年06月15日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 常藤可子
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- 定価
- 600円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-63614-0
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- 書籍番号
- HQSP-417 (初版R-491)
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1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。