ハーレクイン文庫
愛の記憶が戻ったら
結婚紹介所を通じて富豪リースのお飾りの妻に選ばれたアラナ。ある日、夫の嫉妬に気づき、喜んだのもつかのま、交通事故に遭い、
記憶をすべて失ってしまう!
結婚披露宴で、夫リースの友人とダンスを踊っていたアラナ。すると驚いたことに、リースが嫉妬に満ちた視線を向けてきた。変ね、彼が嫉妬なんてするはずがないのに。結婚紹介所を通じて愛情抜きの結婚をした彼にとって、私はお飾りの妻なのに。二人が喜びとするのは、ベッドのなかでの行為だけ。だがその夜交わした愛は、今までとは何かが違っていた。もしかしたら、私たちの関係が変化し始めているの?それを確かめることはできなかった。翌日アラナは事故に遭い、すべての記憶を失ってしまったから――。
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- 頁数
- 216頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2024年04月15日
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- 著者
- ミランダ・リー
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- 訳者
- 森島小百合
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- 定価
- 600円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-54029-4
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- 書籍番号
- HQSP-409 (初版R-2137)
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出て、クラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして3人の娘に恵まれ、家事をこなす合間に小説を書き始めた。テンポのよいセクシーな描写で、現実にありそうな物語を書いて人気を博した。実姉で同じロマンス作家のエマ・ダーシーの逝去から約1年後の2021年11月、この世を去った。