ハーレクイン文庫
花開くとき
手術のせいで子供ができない体になったブリナは、実業家ラフの愛人となっていた。だが、彼が望んでい
ないのに妊娠しているのに気づき、ラフのもとを去る。
ブリナは信じられなかった――このわたしが妊娠9週目?このところの体調不良がそのせいだなんて、夢にも思わなかった。思春期のころの手術のせいで子供は望めないと言われ、泣き暮らした時期もあったけれど、いまはもう、つらい運命を受け入れた。そして半年前、金融界の大物ラフ・ギャラハの愛人になったのだ。だけど約束も束縛もしないという二人のルールは、もう守れない。ブリナは何も告げずにラフのもとを去った。愛していたから。子供が欲しくない彼の重荷にはなりたくなかったから。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2024年03月15日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 安引まゆみ
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- 定価
- 600円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-53807-9
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- 書籍番号
- HQSP-407 (初版R-618)
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の一人。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年に見事デビューを果たす。以来、数多くの作品を生み続け、2015年にはアメリカロマンス作家協会から、その功績を称える功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている。