ハーレクイン文庫
裏切られた夏
病身の母を救いたければ、実業家ニックと結婚するように祖父に言い渡されたオリンピア。ニックは結婚の
条件は、跡継ぎを産んだら離婚することだと言い放つ。
病身の母を救うため、オリンピアは祖父のもとを訪ねていた。駆け落ちした母は、ギリシア富豪の祖父に勘当されたが、かつてオリンピアは祖父の屋敷に招待されたことがあった。そこで結婚相手にと紹介されたのが、若き実業家ニックだった。魅力的な大富豪に、オリンピアはたちまち夢中になるも、ニックの親友とあらぬ関係を疑われて、疎遠になっていたのだ。援助する代わりに、その彼と結婚しろと祖父に迫られて、戸惑うオリンピアをニックは無遠慮に眺めながら、言い切った。「僕の跡継ぎを産むのが、結婚の条件だ」と。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2024年02月15日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 小砂恵
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- 定価
- 600円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-53541-2
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- 書籍番号
- HQSP-401 (初版R-1675)
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。