ハーレクイン文庫
砂漠の花嫁
ベサニーはラズルの愛を拒んだ。異国の皇太子とは釣り合わないから。数年後、出張で彼の国を訪れたベサニーは、なんと宮殿へさらわれ、ラズルと再会する!
ベサニーがラズルと出逢ったのは学生時代。そのエキゾチックで危険な魅力に一目で惹かれたが、彼から激しく求められても、二人が結ばれることはなかった。異国の皇太子である彼との未来なんてありえないから……。数年後、ベサニーは仕事でラズルの国へ派遣される。一国の権力者がベサニーの入国を知ることなどないはずなのに、なんと彼女は空港で拘束され、まっすぐ宮殿へ連れていかれた。再会したラズルは端整な顔に不敵な笑みを浮かべ、言った。「あのとき僕を拒んだ君に、女の悦びを教えてやろう」
-
- 頁数
- 208頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2023年11月15日
-
- 著者
- リン・グレアム
-
- 訳者
- 山ノ内文枝
-
- 定価
- 660円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-52840-7
-
- 書籍番号
- HQSP-388 (初版R-1354)
-
- ミニシリーズ
- ロマンスの巨匠たち〜リン・グレアムの軌跡 11〜
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。