ハーレクイン文庫
愛ゆえの罪
異国の親友を訪ねたジョージィは誤解から勾留され、やむなく元恋人の大富豪ラファエルに助けを求める。再会した彼の変わらぬ魅力に傷つくとわかりながらも…。
親友に会いに、ボリビアを訪れたジョージィは、到着早々、度重なる災難に見舞われた。入れ違いで親友がアメリカへ発ってしまったばかりか、ヒッチハイクした車の運転手に襲われかけたのだ。さらには相手から逆に訴えられて監獄に放り込まれる始末。解放してもらうため、やむなくある大富豪の名を警察に告げた。ラファエル・ロドリゲス・ベルガンサ。地元の名士である彼の名を口にすると、胸をえぐる記憶が脳裏に蘇った――4年前、彼はジョージィを残酷な形で捨てて去っていったから。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2023年10月15日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 竹本祐子
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- 定価
- 660円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-52680-9
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- 書籍番号
- HQSP-384 (初版R-1348)
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- ミニシリーズ
- ロマンスの巨匠たち〜リン・グレアムの軌跡 10〜
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。