ハーレクイン文庫
言えない秘密
人工授精での出産を条件に余命短い老富豪と結婚したジェニファー。夫の死後現れた、彼のセクシーな息子で精子提供者のレイフに子供を奪われることを恐れる。
小さな宿を営むジェニファーは、人工授精で子供を産む条件で余命幾ばくもない老資産家セバスチャンと便宜結婚した。後継者が欲しい彼と、結婚は諦めていても子供の欲しい彼女には好都合だった。ただ……その精子提供者が問題だった。やがてセバスチャンが亡くなると、彼の息子レイフが現れた。長身でセクシーな億万長者の言葉にジェニファーは震え上がる。「君のおなかの子の父親が僕だってことは、知っているんだ」彼が精子提供者だということは、秘密のはずだったのに……。なんのためにやってきたの? まさか、私の子供を奪いに?
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2023年09月01日
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- 著者
- スーザン・ネーピア
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- 訳者
- 吉本ミキ
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-52352-5
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- 書籍番号
- HQB-1200 (初版I-1261)
バレンタイン・デーに生を享けた、生まれながらのロマンス小説家。ニュージーランドのオークランドにて新聞記者として出発し、ハンサムな上司と結婚して2人の息子を産んだのちに小説の執筆を始める。30作以上の作品を書いてきたが、頭の中にはまだまだ書きたい物語が沢山あるという。