ハーレクイン文庫
恋の罪、愛の罰
サマンサはラファエレの子を妊娠するも、彼に拒絶された。4年後、彼女が密かに産んだ息子の存在を知った彼は怒り、容赦なく彼女を責める――昼も夜も、激しく情熱的に。
「サマンサ?」電話の向こうで、忘れえぬ声がした。サムをそう呼ぶのは、4年前にミラノで激しく愛しあったラファエレしかいない。その結果が予想外の妊娠。彼のあからさまな拒絶に、サムは流産したふりをして別れた。しかし今、息子の存在を知って激怒したラファエレは、3人で暮らすことを強要し、容赦なく彼女を罰しつづけた――昼も夜も、彼への想いを燃え上がらせることで。かつてどれほど情熱的に求め合ったか、思い出させることで。いくら望んでも、彼に愛される日は二度と来ないのに……。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2023年02月01日
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- 著者
- アビー・グリーン
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- 訳者
- 寺尾なつ子
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-75890-3
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- 書籍番号
- HQB-1170 (初版R-3015)
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- ミニシリーズ
- 珠玉の名作本棚
読者レビュー
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ロンドンに生まれ、幼少時にアイルランドに移住。10代のころに祖母の愛読していたハーレクインのロマンス小説に夢中になり、宿題を早急に片づけて読書する時間を捻出していた。短編映画のアシスタント・ディレクターという職を得るが、多忙な毎日の中でもハーレクインの小説への熱はますます募り、ある日退職して、小説を書きはじめた。