ハーレクイン文庫
エーゲ海にとらわれて
両親の事故死で赤ん坊の弟と遺されたゾーイは、自分がさるギリシア老富豪の孫だと知る。そこへ祖父の代理で現れた美貌の実業家アントンに突如唇を奪われ、さらわれ…。
両親が事故死し、大学生のゾーイは赤ん坊の弟と遺された。だが悲しみに暮れる間もなく、驚くべき事実が明らかに――ゾーイは、さる有名な老富豪の正統な孫だったのだ!一躍、時の人となり、自宅にまで世間の好奇の視線が注がれた。そんなとき、ゾーイの祖父の後継者とされる、自信に満ちた美貌のギリシア人実業家アントンが訪ねてきた。まさか、私のだいじな弟を奪いに……? ゾーイが問うより早く、彼は衆目の前で彼女に熱く口づけると、弟もろとも、さらうように自家用ジェットで飛び立った。
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- 頁数
- 216頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2023年01月01日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 柿沼摩耶
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-75721-0
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- 書籍番号
- HQB-1167 (初版R-2736)
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- ミニシリーズ
- 珠玉の名作本棚
読者レビュー
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1997年に『追憶の重さ』で日本デビューを果たした。その後も40作以上の作品を発表し、情熱的な作風で読者の絶大な支持を集めている。執筆の原動力となっているのは、緻密な人間観察、それにロマンス小説への飽くなき愛情だという。英国チェシャー在住。