ハーレクイン文庫
愛と憎しみのギリシア
レイチェルは親族に蔑まれていた母と義父のギリシアでの葬儀で、憧れのセバスチャンと再会する。冷たい言葉のあと愛を囁いた彼に純潔を捧げ、妊娠するが…。
両親の葬儀が終わっても、レイチェルは墓地にたたずんでいた。義父は欲深い妻、レイチェルの母のせいで破滅したも同然だった。そのとき、セバスチャンの姿が目に飛び込んできた。親族の中で唯一やさしかった彼に片想いしていたレイチェルは、久しぶりに戻ってきたギリシアで、彼との再会に胸を震わせた。セバスチャンの冷たい目と厳しい言葉に愕然とするが、同時に彼はレイチェルへの熱い想いも口にしたのだ。彼と結ばれたあと、純潔を疑われるとは夢にも思わなかった。レイチェルは傷心の中、彼のもとを去り、妊娠に気づく――。
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- 頁数
- 216頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2022年09月01日
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- 著者
- ルーシー・モンロー
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- 訳者
- 八坂よしみ
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-74726-6
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- 書籍番号
- HQB-1146 (初版R-2094)
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アメリカ、オレゴン州出身。2005年デビュー作『許されない口づけ』で、たちまち人気作家の仲間入りを果たす。愛はほかのどんな感情よりも強く、苦しみを克服して幸福を見いだす力をくれるという信念のもとに執筆している。13歳のときからロマンス小説の大ファン。大学在学中に“生涯でいちばん素敵な男性”と知り合って結婚した。18歳の夏に家族で訪れたヨーロッパが忘れられず、今も時間があれば旅行を楽しんでいる。