ハーレクイン文庫
罠に落ちた二人
周囲に若き愛を引き裂かれ、一人で息子を育ててきたメラニー。元恋人で銀行頭取代理のラフィクと再会するが、息子の存在を知るや彼は怒りをあらわにして…。
ラーマン国際銀行の最上階へ案内されながら、待ち受けるラフィクとの再会を思い、メラニーは身を震わせた。 8年前、ありもしない不貞を疑われたメラニーは、 愛するラフィクに、無慈悲にもごみのように捨てられた。 また彼に会うのは怖い……でも、今こそ真実を伝えなければ。 決意をかためてメラニーが頭取室のドアを開けると、 相変わらず傲慢さと権力を漂わせたラフィクが座っていた。 そして彼は、あの日と同じ台詞を言い放った。「出ていけ」 あなたには息子がいるのだと、メラニーが告げる前に。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2022年03月15日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 柿原日出子
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-01797-0
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- 書籍番号
- HQSP-309 (初版R-1918)
読者レビュー
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5人きょうだいの末っ子としてマンチェスターで育つ。現在 は、仕事に忙しい夫と成人した2人の娘とともにチェシャーに 住む。読書とバレエが好きで、機会があればテニスも楽しむ。 執筆を始めると、家族のことも忘れるほど熱中してしまう。