ハーレクイン文庫
別れるための一夜
銀行頭取の夫リュクに愛人がいると知り、スターは彼のもとを去った。1年半後、双子を産んで育てていた彼女の前にリュクが現れるが、自分の子とは信じず…。
フランス名家の出で、銀行頭取のリュク・サラザン。初恋の人でもある彼との結婚は、スターには苦しいものだった。 裕福で何不自由ない暮らしでも、夫は愛人の存在を隠さない。 私は決して愛されないのだと痛感したスターは、 耐えきれなくなり、リュクのもとを去った。 あれから1年半。貧しいながらも平穏に暮らすスターの前に、 リュクが突然現れる。美しい顔を、激しい怒りに歪めて。 まさか……彼は知ってしまったの? 別れたあとに私が産んだ、双子たちの存在を。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2021年05月15日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 秋元由紀子
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-41469-4
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- 書籍番号
- HQSP-269 (初版R-1804)
読者レビュー
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。